ぺプチドリーム---1,500億円〜2,000億円の時価総額を数倍、数十倍へ
[15/07/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ぺプチドリーム<4587>は2006年7月の創業から9年間で黒字バイオベンチャーとしての仕組みを確立。特殊ペプチド医薬に特化した研究開発を展開している。
「特殊ペプチド」とは、生体内タンパク質を構成する20種類のL体のアミノ酸だけではなく、特殊アミノ酸と呼ばれるD体のアミノ酸やNメチルアミノ酸等を含んだ特殊なペプチドである。同社では、この特殊ペプチドから医薬品候補物質を創製することを主たる事業としている。
現在の創薬は、「低分子医薬品」及び「抗体医薬品」がその中心になっているが、これまでも「ペプチド医薬品」は存在していた。しかしながら、ペプチドを医薬品にするにはいくつか致命的な問題点があった。すなわち、これまでの技術では、ペプチドの弱点である「生体内での半減期が短い(生体内安定性が悪い)」、「細胞膜を透過できない(透過しにくい)」、「スクリーニングするのに必要な多様性を持ったライブラリーがない」といった問題点をクリアすることができず、そのためペプチドが医薬品候補物質の中心的な物質になることはなかった。
これに対して同社は、従来のペプチドが持つ弱点を独自技術により解決し、特殊ペプチドを医薬品候補物質とすることに成功。また、体系的な特許ポートフォリオを構築することで、特殊ペプチドの医薬品候補物質としての価値を飛躍的に高め、グラクソ・スミスクラインなど世界的な大手製薬会社とコラボレーションしながら、日々医薬品の研究開発を進めている。
2015年6月期は、2014年8月に公表した通期の業績見通しを2015年4月29日に上方修正し、売上高で前期比171.4%増の22.22億円、営業利益で同373.4%増の9.53億円としたが、2015年6月11日に米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社からマイルストーンフィー(目標達成報奨金)を得られることが確定したことから、売上高を24.50億円、営業利益を12.40億円に再度上方修正した。
現状、10社の世界的製薬企業との共同研究開発契約を締結している。こうした共同研究開発から生じた6つの創薬候補化合物(リード化合物)、1つの臨床開発候補化合物を有しており、将来は1,500億円〜2,000億円の時価総額を数倍、数十倍に評価されるように実績を積み上げ成長を続けていく計画をしている。
2020年度には第1号の医薬品の承認及び上市を目指しており、予測では年商10億ドルを超えるブロックバスターになると期待されている。その後、数年ごとに1品目の承認・上市が達成できると考えているようだ。
<SF>
「特殊ペプチド」とは、生体内タンパク質を構成する20種類のL体のアミノ酸だけではなく、特殊アミノ酸と呼ばれるD体のアミノ酸やNメチルアミノ酸等を含んだ特殊なペプチドである。同社では、この特殊ペプチドから医薬品候補物質を創製することを主たる事業としている。
現在の創薬は、「低分子医薬品」及び「抗体医薬品」がその中心になっているが、これまでも「ペプチド医薬品」は存在していた。しかしながら、ペプチドを医薬品にするにはいくつか致命的な問題点があった。すなわち、これまでの技術では、ペプチドの弱点である「生体内での半減期が短い(生体内安定性が悪い)」、「細胞膜を透過できない(透過しにくい)」、「スクリーニングするのに必要な多様性を持ったライブラリーがない」といった問題点をクリアすることができず、そのためペプチドが医薬品候補物質の中心的な物質になることはなかった。
これに対して同社は、従来のペプチドが持つ弱点を独自技術により解決し、特殊ペプチドを医薬品候補物質とすることに成功。また、体系的な特許ポートフォリオを構築することで、特殊ペプチドの医薬品候補物質としての価値を飛躍的に高め、グラクソ・スミスクラインなど世界的な大手製薬会社とコラボレーションしながら、日々医薬品の研究開発を進めている。
2015年6月期は、2014年8月に公表した通期の業績見通しを2015年4月29日に上方修正し、売上高で前期比171.4%増の22.22億円、営業利益で同373.4%増の9.53億円としたが、2015年6月11日に米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社からマイルストーンフィー(目標達成報奨金)を得られることが確定したことから、売上高を24.50億円、営業利益を12.40億円に再度上方修正した。
現状、10社の世界的製薬企業との共同研究開発契約を締結している。こうした共同研究開発から生じた6つの創薬候補化合物(リード化合物)、1つの臨床開発候補化合物を有しており、将来は1,500億円〜2,000億円の時価総額を数倍、数十倍に評価されるように実績を積み上げ成長を続けていく計画をしている。
2020年度には第1号の医薬品の承認及び上市を目指しており、予測では年商10億ドルを超えるブロックバスターになると期待されている。その後、数年ごとに1品目の承認・上市が達成できると考えているようだ。
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