大冷--- ROEは20%超、配当利回りも3%超と高水準
[15/07/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
大冷<2883>は水産物を中心に業務用冷凍食品を扱う。企画・開発は自社で行い、製造は国内外工場に委託するファブレス形態。2005年には、原料の水揚げから生産・製造工程までの履歴を公開する「骨なし魚トレーサビリティシステム」を業界に先駆けて導入している。また、骨を取り除いた「骨なし魚」シリーズが介護・福祉施設や病院などで好評であり、凍ったまま焼ける「楽らくクックシリーズ」などもてがけており、商品開発力に特徴。
2016年3月期は原料値上げなどによる原価上昇に見合った販売価格の改定を実施する予定であり、売上高で前期比5.1%増の285.50億円が見込まれているものの、販売価格への転嫁時期や転嫁率などを考慮し、経常利益で同13.1%減の13.18億円が予想されている。安定配当方針だが、配当利回りは3.18%と相対的に高水準。ROAは17.2%、ROEは20%を上回るなど、資本効率の高さにも特徴がある。
<SF>
2016年3月期は原料値上げなどによる原価上昇に見合った販売価格の改定を実施する予定であり、売上高で前期比5.1%増の285.50億円が見込まれているものの、販売価格への転嫁時期や転嫁率などを考慮し、経常利益で同13.1%減の13.18億円が予想されている。安定配当方針だが、配当利回りは3.18%と相対的に高水準。ROAは17.2%、ROEは20%を上回るなど、資本効率の高さにも特徴がある。
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