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ビューティ花壇 Research Memo(2):生花祭壇からブライダル市場などへ拡大、多角化を推進

注目トピックス 日本株
■会社概要

(1)会社沿革

ビューティ花壇<3041>は、代表取締役社長の三島美佐夫(みしまみさお)氏により、1974年5月に生花祭壇の販売、生花の卸売を目的として、熊本県熊本市において個人商店として設立された。事業規模の拡大を目指して、1997年1月に有限会社、2000年には株式会社に組織変更し、東京への進出を果たした。

その後、順調に業績を伸ばして、2006年には東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場するとともに、台湾での生花祭壇普及を目的として、出資比率50%にて美麗花壇股イ分有限公司を設立した(2014年8月に解散及び清算を決定)。

2007年にはブライダル市場への生花サービスを強化するため、(株)クラウンガーデネックス(現(株)One Flower)を100%子会社として熊本に設立した。M&Aにも積極的に取り組み、2012年2月に昇建設(株)(熊本県)、4月に(株)システムハウス福知山(京都府:現(株)SHF)、6月に(株)ビンク(東京都)、2013年4月には(株)花時(沖縄県)、10月にマイ・サクセス(株)(千葉県)を相次いで子会社化するなど、連結経常利益500百万円と東証1部上場を目標に、事業規模の拡大と多角化を進めてきた(ただし、昇建設については2015年5月27日付で株式譲渡)。

しかしながら、想定以上に急激な単価下落や円安に伴う仕入原価の高騰等が業績の足を引っ張る状況となったことから、2015年6月期からの3ヶ年を業績回復及び向上への期間と位置付け、市場環境に対応した低価格帯商品の推進と原価低減の強化等により、業績回復とシェア拡大に取り組んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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