船井総研HD---上期業績は2ケタ増収増益、経営研究会の会員増と物流業務の好調で
[15/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
中小企業向け経営コンサルティングの船井総研ホールディングス<9757>は30日、第2四半期累計(2015年1月-6月)の決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比16.5%増の68.93億円、営業利益が同14.4%増の18.89億円、経常利益が同19.0%増の19.94億円、純利益が同34.1%増の12.84億円と各項目で2ケタの増収増益となった。27日に上方修正を発表した業績見込みに沿って着地している。
主力の経営コンサルティング事業とロジスティクス事業の好調が全体の増収増益を牽引した。経営コンサルティング事業では、経営研究会の会員数の増加と契約継続率の向上により支援型コンサルティング業務の受注件数が増加したほか、ロジスティクス事業でも物流オペレーション業務が好調を維持した。
売上高が前期比8.1%増の135.00億円、営業利益が同3.6%増の31.00億円、経常利益が同4.0%増の31.50億円、純利益が同4.7%増の18.50億円を見込んでいる。通期計画に対する営業利益の進捗率は60.9%となっている。2015年12月期の通期業績予想は現在のところ従来計画を据え置いているが、同社は構造的な成長軌道を確立したと考えられ、また7月1日の事業継承やM&Aのコンサルティング専門部門の設立にも期待ができるため、下期業績も依然好調に推移することが予測される。
船井総研ホールディングス<9757>は、中堅・中小企業向け経営コンサルティング業界の草分けで大手の一角である。住宅・不動産、レジャー・アミューズメント、士業を始めとする業界に対して、コンサルティングや研究会・セミナーなどのサービスを提供している。
<SF>
主力の経営コンサルティング事業とロジスティクス事業の好調が全体の増収増益を牽引した。経営コンサルティング事業では、経営研究会の会員数の増加と契約継続率の向上により支援型コンサルティング業務の受注件数が増加したほか、ロジスティクス事業でも物流オペレーション業務が好調を維持した。
売上高が前期比8.1%増の135.00億円、営業利益が同3.6%増の31.00億円、経常利益が同4.0%増の31.50億円、純利益が同4.7%増の18.50億円を見込んでいる。通期計画に対する営業利益の進捗率は60.9%となっている。2015年12月期の通期業績予想は現在のところ従来計画を据え置いているが、同社は構造的な成長軌道を確立したと考えられ、また7月1日の事業継承やM&Aのコンサルティング専門部門の設立にも期待ができるため、下期業績も依然好調に推移することが予測される。
船井総研ホールディングス<9757>は、中堅・中小企業向け経営コンサルティング業界の草分けで大手の一角である。住宅・不動産、レジャー・アミューズメント、士業を始めとする業界に対して、コンサルティングや研究会・セミナーなどのサービスを提供している。
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