エネクス---第1四半期営業益69.0%増、原油安の影響で減収も大幅な増益達成
[15/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
伊藤忠エネクス<8133>は30日、2016年3月期第1四半期(15年4-6月)決算を発表。売上高が前年同期比15.2%減の2849.99億円、営業活動に係る利益が同69.0%増の27.58億円、税引前利益が同55.6%増の26.20億円、当社株主に帰属する四半期純利益が同75.6%増の13.39億円だった。原油価格下落の影響で減収となったものの、大幅な増益を達成した。
セグメント別では、ホームライフ事業部門は、LPガス販売数量について前年同期並みを維持した。機器販売においては、6月よりLPガスの新規需要の創造と拡販を狙いとして「Smart Life」キャンペーンをスタートした。高機能ガス燃焼機器をはじめ、太陽光発電システム、家庭用燃料電池「エネファーム」及び家庭用リチウムイオン蓄電システム「エネパワボS」の販売促進を積極的に進めている。さらに、4月には関東最大級のガス容器耐圧検査会社となる「Jシリンダーサービス」が始動した。
カーライフ事業部門は、昨年の消費増税後の需要減の反動により、販売数量が前年同期を上回ったほか、損益面では、コスト削減や前年5月に子会社化した日産大阪販売による影響も寄与した。
電力・ユーティリティ事業部門は、昨年10月に新潟県胎内市で風力発電設備を、本年3月に山口県防府市で石炭火力発電設備を新設・増設し、自社電源の拡充を進めた。電力販売分野では、今年1月末に王子HD<3861>の子会社の王子グリーンリソースと設立した王子・伊藤忠エネクス電力販売が加わった。また、熱供給事業においても、販売数量、損益面ともに前年同期を上回った。
エネルギートレード事業部門は、国内の石油製品需要の減少が響いたものの、流通体制の高度化や非効率取引の見直し等により、損益面では前年同期を上回った。
16年3月期通期については、売上高が前期比1.7%減の1兆3500億円、営業活動に係る利益が同28.2%増の168.00億円、税引前利益が同25.1%増の152.00億円、当社株主に帰属する当期純利益が同49.0%増の82.00億円とする期初計画を据え置いている。
<SF>
セグメント別では、ホームライフ事業部門は、LPガス販売数量について前年同期並みを維持した。機器販売においては、6月よりLPガスの新規需要の創造と拡販を狙いとして「Smart Life」キャンペーンをスタートした。高機能ガス燃焼機器をはじめ、太陽光発電システム、家庭用燃料電池「エネファーム」及び家庭用リチウムイオン蓄電システム「エネパワボS」の販売促進を積極的に進めている。さらに、4月には関東最大級のガス容器耐圧検査会社となる「Jシリンダーサービス」が始動した。
カーライフ事業部門は、昨年の消費増税後の需要減の反動により、販売数量が前年同期を上回ったほか、損益面では、コスト削減や前年5月に子会社化した日産大阪販売による影響も寄与した。
電力・ユーティリティ事業部門は、昨年10月に新潟県胎内市で風力発電設備を、本年3月に山口県防府市で石炭火力発電設備を新設・増設し、自社電源の拡充を進めた。電力販売分野では、今年1月末に王子HD<3861>の子会社の王子グリーンリソースと設立した王子・伊藤忠エネクス電力販売が加わった。また、熱供給事業においても、販売数量、損益面ともに前年同期を上回った。
エネルギートレード事業部門は、国内の石油製品需要の減少が響いたものの、流通体制の高度化や非効率取引の見直し等により、損益面では前年同期を上回った。
16年3月期通期については、売上高が前期比1.7%減の1兆3500億円、営業活動に係る利益が同28.2%増の168.00億円、税引前利益が同25.1%増の152.00億円、当社株主に帰属する当期純利益が同49.0%増の82.00億円とする期初計画を据え置いている。
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