システム ディ Research Memo(3):2Q業績は前年同期比では減益だが計画を上回る
[15/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■2015年10月期第2四半期決算と各事業部門の状況
(1)決算の概況
システムディ<3804>の2015年10月期第2四半期決算は、売上高1,450百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益210百万円(同10.6%減)、経常利益206百万円(同10.3%減)、当期利益130百万円(同18.8%減)となった。前年同期比較では増収減益決算であったが、期初計画との対比では、売上高、利益ともに大幅に計画を上振れした。
主力事業である学園ソリューション事業において、学校法人会計について新会計基準への制度変更に伴うリプレース需要が予想以上に伸びたことが売上を押し上げた。利益面については、相対的に利益率の高い案件が多かったことに加えて、内製化推進やシステムエンジニアの対応能力向上によって製造コスト削減を実現したことが大幅上振れにつながった。
前年同期比では若干の減収となったが、これは前期の第2四半期に大型案件の前倒し計上があった特殊事情の結果であり、同社ではそのことを織り込んで前期比半減を計画していた。しかし、決算では計画値を大きく上回って、減益幅を10%まで縮小することができた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
(1)決算の概況
システムディ<3804>の2015年10月期第2四半期決算は、売上高1,450百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益210百万円(同10.6%減)、経常利益206百万円(同10.3%減)、当期利益130百万円(同18.8%減)となった。前年同期比較では増収減益決算であったが、期初計画との対比では、売上高、利益ともに大幅に計画を上振れした。
主力事業である学園ソリューション事業において、学校法人会計について新会計基準への制度変更に伴うリプレース需要が予想以上に伸びたことが売上を押し上げた。利益面については、相対的に利益率の高い案件が多かったことに加えて、内製化推進やシステムエンジニアの対応能力向上によって製造コスト削減を実現したことが大幅上振れにつながった。
前年同期比では若干の減収となったが、これは前期の第2四半期に大型案件の前倒し計上があった特殊事情の結果であり、同社ではそのことを織り込んで前期比半減を計画していた。しかし、決算では計画値を大きく上回って、減益幅を10%まで縮小することができた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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