システム ディ Research Memo(8):現在は成長投資優先だが、来期以降に株主還元姿勢に変化か
[15/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
システムディ<3804>は株主還元について、配当によることを基本としており、配当金額は成長のための内部留保の充実と安定配当を両立できるよう決定するとしている。2009年9月期に配当を3円に引き下げて以来、成長投資を優先してきた。新製品開発や事業領域拡大が実って業績は着実に成長したが、その間、配当を据え置いてきたため、現在では配当性向は10%を下回る水準に低下している。
現中期経営計画においては、クラウド投資、公共分野市場開拓、BtoBtoCへの進出など、次代の成長に向けた投資に注力する状況が続いているため、配当政策においても成長投資優先のスタンスが依然として維持されている。しかしながら、中期経営計画の中間地点を順調なペースで通過したこともあり、中期経営計画の達成が見えてくる2016年10月期には、株主還元に対するスタンスにも変化が表れるのではないかと弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
システムディ<3804>は株主還元について、配当によることを基本としており、配当金額は成長のための内部留保の充実と安定配当を両立できるよう決定するとしている。2009年9月期に配当を3円に引き下げて以来、成長投資を優先してきた。新製品開発や事業領域拡大が実って業績は着実に成長したが、その間、配当を据え置いてきたため、現在では配当性向は10%を下回る水準に低下している。
現中期経営計画においては、クラウド投資、公共分野市場開拓、BtoBtoCへの進出など、次代の成長に向けた投資に注力する状況が続いているため、配当政策においても成長投資優先のスタンスが依然として維持されている。しかしながら、中期経営計画の中間地点を順調なペースで通過したこともあり、中期経営計画の達成が見えてくる2016年10月期には、株主還元に対するスタンスにも変化が表れるのではないかと弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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