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アバント<3836>は7日、2015年6月期決算を発表。売上高が前期比7.6％増の89.28億円、営業利益が同26.1％減の8.05億円、経常利益が同26.3％減の7.95億円、純利益が同35.5％減の4.02億円だった。売上高は期初計画を下回ったが、営業利益、経常利益は計画を上回っての着地だった。

事業形態別の売上高は、ライセンス販売の売上高は前期比22.6％減の6.94億円。コンサルティング・サービスの売上高が同12.2％増の53.95億円。サポート・サービス売上高が同9.4％増の25.73億円。情報検索サービスの売上高が同9.3％増の2.65億円だった。

16年6月期については、売上高が前期比7.5％増の96.00億円、営業利益が同16.1％増の9.35億円、経常利益が同16.3％増の9.25億円、純利益が同42.3％増の5.72億円を見込んでいる。

グループの核となる事業をDivaSystemに代表される既存プロダクト・ソリューション事業、ニッチな領域におけるSI事業、アウトソーシング事業の3つに分類。当初はプロダクト・ソリューション事業、SI事業を中心に高収益と規模の拡大を目指す。成長の見込まれるアウトソーシング事業については、現状、人手に依存している作業の大半を自社のシステムで置き換えて行くことで生産性を高め、圧倒的なコスト競争力を持って可能な限り早期に主導的地位を築き上げることを目論んでいる。





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