東京エレクトロンデバイス---中期業績イメージは売上高で倍増、ROE10%を目指す
[15/08/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
東京エレクトロンデバイス<2760>は最先端の半導体やネットワークシステムなどを、高度な技術サポートと、徹底した検証による品質保証とともに提供する技術商社。商社の技術力・マーケティング力をベースに、自社商品の開発や顧客の設計・量産支援を行うメーカー機能をあわせ持っており、商社機能だけでは実現できないソリューション提案を行っている。PBRは0.74倍と1倍を下回り、配当利回りは3.53%と相対的に高水準。
2016年3月期は売上高で前期比2.1%増の1,140億円、経常利益で同17.8%増の16億円が見込まれている。第1四半期は売上高で前年同期比9.5%増の284.16億円、経常利益で同627.1%増の5.69億円と好調スタート。半導体及び電子デバイス事業では中国及び東南アジア地域において情報端末向けにアナログICやプロセッサが好調に推移したことに加え、車載向けにアナログICが伸長した。コンピュータシステム関連事業では企業収益の改善等を背景として、凍結していたシステム案件の再開及び国内生産拠点の強化などから、企業のITへの投資意欲は高まっており、「マイナンバー制度」への準備対応など新たなIT投資の需要が見受けられ、官公庁向けにネットワーク機器及びストレージ機器の販売が好調に推移している。
2020年頃の業績イメージは利益率の高い自社ブランド事業の拡充を含めて、売上高で2015年3月期比1.8〜2.0倍、ROEで同6.9pt増の10%を目指している。
<SF>
2016年3月期は売上高で前期比2.1%増の1,140億円、経常利益で同17.8%増の16億円が見込まれている。第1四半期は売上高で前年同期比9.5%増の284.16億円、経常利益で同627.1%増の5.69億円と好調スタート。半導体及び電子デバイス事業では中国及び東南アジア地域において情報端末向けにアナログICやプロセッサが好調に推移したことに加え、車載向けにアナログICが伸長した。コンピュータシステム関連事業では企業収益の改善等を背景として、凍結していたシステム案件の再開及び国内生産拠点の強化などから、企業のITへの投資意欲は高まっており、「マイナンバー制度」への準備対応など新たなIT投資の需要が見受けられ、官公庁向けにネットワーク機器及びストレージ機器の販売が好調に推移している。
2020年頃の業績イメージは利益率の高い自社ブランド事業の拡充を含めて、売上高で2015年3月期比1.8〜2.0倍、ROEで同6.9pt増の10%を目指している。
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