アンビション---16年6月期はインバウンド対応や連結効果で連続2ケタ増収へ
[15/08/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
不動産管理と仲介のAMBITION<3300>は11日、2015年6月期の通期決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比31.5%増の69.53億円、営業利益が同1.2%増の1.85億円、経常利益が同4.9%減の1.75億円、純利益が同0.1%減の1.10億円となった。
利益面では従来計画を下振れたものの、売上高では従来計画を上回り3割超の増収を達成するなど、トップラインが上昇トレンドとなっている。利益面の主な下振れ要因は、賃貸仲介事業において販管費がかさんだことにある。東京圏内の競争激化に対応、接客数増加のために広告宣伝活動を積極的に行ったほか、インバウンド(外国人入居者)対応で外国語対応チームを創設、増員したことなどが挙げられる。しかし、人材面を強化したことは、更なる成長に向けた礎ともなるだろう。
セグメント別では、インベスト事業が大きく伸張した。物件を47件売却し、62件取得したことにより、売上高が前期比34.5%増、セグメント利益が同53.8%増となっている。主力のプロパティマネジメント事業でも、管理物件数の増大(前期比29%増の5005戸)が奏功し増収増益となった。
次期(2016年6月期)は、賃貸仲介事業で6月末に子会社化したVALORの業績貢献が期待される。インベスト事業も、前期比43.6%増収と引き続き大幅な拡大を見込んでいる。2016年6月期の業績予想は、売上高が前期比27.4%増の88.58億円、営業利益が同8.1%増の2.00億円、経常利益が同6.3%増の1.86億円、純利益が1.12億円を計画している。
同社は、投資用マンションのサブリース(プロパティマネジメント事業)のほか、賃貸物件の管理・仲介・斡旋等(賃貸仲介事業)や不動産の売買仲介(インベスト事業)を展開する。賃貸では初期費用を抑える賃料設定に特徴がある。
<SF>
利益面では従来計画を下振れたものの、売上高では従来計画を上回り3割超の増収を達成するなど、トップラインが上昇トレンドとなっている。利益面の主な下振れ要因は、賃貸仲介事業において販管費がかさんだことにある。東京圏内の競争激化に対応、接客数増加のために広告宣伝活動を積極的に行ったほか、インバウンド(外国人入居者)対応で外国語対応チームを創設、増員したことなどが挙げられる。しかし、人材面を強化したことは、更なる成長に向けた礎ともなるだろう。
セグメント別では、インベスト事業が大きく伸張した。物件を47件売却し、62件取得したことにより、売上高が前期比34.5%増、セグメント利益が同53.8%増となっている。主力のプロパティマネジメント事業でも、管理物件数の増大(前期比29%増の5005戸)が奏功し増収増益となった。
次期(2016年6月期)は、賃貸仲介事業で6月末に子会社化したVALORの業績貢献が期待される。インベスト事業も、前期比43.6%増収と引き続き大幅な拡大を見込んでいる。2016年6月期の業績予想は、売上高が前期比27.4%増の88.58億円、営業利益が同8.1%増の2.00億円、経常利益が同6.3%増の1.86億円、純利益が1.12億円を計画している。
同社は、投資用マンションのサブリース(プロパティマネジメント事業)のほか、賃貸物件の管理・仲介・斡旋等(賃貸仲介事業)や不動産の売買仲介(インベスト事業)を展開する。賃貸では初期費用を抑える賃料設定に特徴がある。
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