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ITサービス企業のサイバーリンクス<3683>は12日、第2四半期累計（2015年1-6月期）決算を発表した。業績は、売上高が前年同期比12.8％増の49.89億円、営業利益が同45.5％増の5.50億円、経常利益が同48.9％増の5.44億円、純利益が同52.1％増の3.30億円と大幅な増益となった。7月に上方修正した計画に沿った着地となっている。

セグメントでは、主力のＩＴクラウド事業とモバイルネットワーク事業がともに増収増益となったが、とりわけ、ＩＴクラウド事業が前年同期比24.9％増収、同68.5％セグメント増益と好調だった。消費増税に伴う特需が剥落するなか、流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「＠ｒｍｓ基幹」、自治体向け情報システム構築などクラウドサービスが伸張した。

通期業績予想は従来計画を据え置いた。売上高が前期比2.8％増の91.01億円、営業利益が同5.9％増の6.40億円、経常利益が同3.3％増の6.10億円、純利益が同6.1％減の3.63億円を見込んでいる。営業利益の進捗率は上期末時点で86.0％に達している。

同社が主力とするＩＴクラウド事業は、流通業向けや官公庁向けなど分野特化、共同利用型サービスを安価に提供する体制を構築している。また、和歌山県下で7店舗のドコモショップの運営も行っている。



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