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注目銘柄ダイジェスト(前場):アイフル、三菱UFJ、サイバーAGなど

注目トピックス 日本株
アイフル<8515>:463円(前日比+51円)
買い優勢。返済期日2020年4月末とされていた527億円の融資を25日に前倒しで完済すると報じられている。方向性は織り込み済みでもあるが、良好な資金調達環境などが確認される形にもなっており、ポジティブに捉えられる方向へ。前日にはみずほ証券が投資判断を「買い」推奨に格上げなど見直しの動きも強まってきており、全体相場落ち着き後の上昇などを先取りする動きにも。

リズム時計<7769>:151円(前日比+15円)
上げ目立つ。自己株式の取得枠拡大を前日に発表、好感材料視される展開になっている。これまでは、取得期間6月22日から9月30日までに発行済み株式数の9.95%に当たる1100万株を取得上限としていたが、取得期間を11月30日まで延長して、取得上限は同15.82%に当たる1820万株としている。なお、7月末の段階では、950万株超の取得実績となっていた。

三菱UFJ<8306>:780円(前日比+33.1円)
切り返す。世界的な株安の流れ継続で売りが先行したものの、その後は押し目買いの動きが優勢となってきている。野村証券では、目先の不透明感は否定しがたいが、外部環境からくる当面の銀行業績への影響は軽微と指摘。バリュエーション水準も割安感を増しており、主要銀行セクターへの強気スタンスを強調と。なかでも、割安感の強い同社に投資妙味ありとしているもようだ。

三菱商事<8058>:2191.5円(前日比-20円)
さえない。大和では投資判断を「1」から「3」に格下げしている。目標株価も3090円から2520円に引き下げへ。資源価格下落を受けて業績見通しを引き下げており、当面は株価上昇カタリストが不足するとみているようだ。前日のNY原油市況が約5.5%の急落となるなど、資源価格の下落が続いていることもネガティブに捉えられる。

サイバーAG<4751>:5110円(前日比+425円)
大幅反発。定額制音楽配信サービス「AWA」の月額利用料金を引き下げたと発表している。プレミアム版を従来の1080円から960円に変更したもよう。また、配信曲も従来は500万曲としていたが、年内に3000万曲を目指すとしている。利用者数の拡大に向けた積極展開を評価する動きが優勢に。個人投資家の市場マインドにも左右されやすいとみられ、マザーズ指数の切り返しなども支援材料となる。

UNITED<2497>:1414円(前日比+139円)
急反発。50万株、10億円を上限に自己株式取得を実施すると発表している。発行済株式総数(自己株式を除く)の2.1%に相当する。期間は8月26日から10月23日まで。手控えムードが強まっているマザーズ市場において、需給面での支援材料として好感されており、一時1438円まで上昇する場面があった。

総合商研<7850>:600円(前日比-115円)
大幅続落。15年7月期業績の下方修正を発表している。営業利益見通しは従来の2.70億円から0.79億円(前年同期は2.54億円)へと引き下げた。商業印刷事業のチラシ受注減及び用紙を中心とした材料価格の上昇により粗利益の減少が想定より大きかったほか、次の事業の柱となる地方創生に関わる業務やサイン・ディスプレイ事業等への注力により経費が増加したことが利益を押し下げた。

ストリーム<3071>:201円(前日比+50円)
ストップ高。16年1月期の上期(15年2-7月)業績予想を上方修正している。営業利益見通しは従来の0.64億円から2.30億円(前年同期は0.10億円)へと引き上げた。インターネット通販事業において主要商品群の販売が堅調に推移しているほか、当初厳しく見込んでいた粗利率も前年から上昇しているという。また、インバウンド需要の増加から都内免税店において化粧品、健康食品の売上が当初予想を大きく上回った。


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