セゾン情報システムズ---1Qは営業利益・経常利益で大幅な回復、既存顧客向けシステム開発案件等が増加
[15/09/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
セゾン情報システムズ<9640>は、流通小売業、クレジットカードビジネス等の幅広い分野で情報システムの構築・運用に関する業務を手掛ける。通信ミドルウェア「HULFT(ハルフト)」、クラウド型ホスティングサービスである「SAISOS(サイソス)」を中心としたデータセンタービジネス、人事・給与業務トータルアウトソーシングサービス「Bulas(ビューラス)」などBPOサービスの拡大に注力。
足元の2016年3月期第1四半期の連結業績は、売上高で前年同期比1.4%減の72.01億円、営業利益で同60.7%増の7.38億円、経常利益で同52.4%増の7.42億円、四半期純利益で同15.6%減の2.48億円となった。カードシステム事業における大型システム開発案件の製品保証対応については予定どおりの進捗。エンタープライズ・ソリューション事業では既存顧客向けのシステム開発案件が順調に増加しており、情報処理サービスにかかわる原価構造見直し等の収益性向上策などが奏功するなど、営業利益・経常利益が大幅に増益となった。
2016年3月通期の業績予想は、売上高で前期比2.6%減の297.00億円、営業利益31.80億円(前期は41.23億円の損失)、経常利益31.90億円(同40.81億円の損失)、当期純利益20.80億円(同47.07億円の損失)と利益面での大幅な回復を見込む。収益面はやや保守的な予想だが、前期に発生した製品保証対応等を早期に収束させ、更なる成長を目指していく。
2015年2月には、HULFT事業のグローバル展開の一環として、シンガポール現地法人「HULFT PTE.LTD.」を設立した。それによるASEAN地域への拡販により、2017年3月期には、HULFT事業全体の売上高100億円、その内10%の10億円を海外で売上げる計画である。長期的にはMFT市場でのシェア世界1位を狙っており(現在世界シェア4位)、HULFT事業の飛躍が同社の今後の成長を支える。
<SF>
足元の2016年3月期第1四半期の連結業績は、売上高で前年同期比1.4%減の72.01億円、営業利益で同60.7%増の7.38億円、経常利益で同52.4%増の7.42億円、四半期純利益で同15.6%減の2.48億円となった。カードシステム事業における大型システム開発案件の製品保証対応については予定どおりの進捗。エンタープライズ・ソリューション事業では既存顧客向けのシステム開発案件が順調に増加しており、情報処理サービスにかかわる原価構造見直し等の収益性向上策などが奏功するなど、営業利益・経常利益が大幅に増益となった。
2016年3月通期の業績予想は、売上高で前期比2.6%減の297.00億円、営業利益31.80億円(前期は41.23億円の損失)、経常利益31.90億円(同40.81億円の損失)、当期純利益20.80億円(同47.07億円の損失)と利益面での大幅な回復を見込む。収益面はやや保守的な予想だが、前期に発生した製品保証対応等を早期に収束させ、更なる成長を目指していく。
2015年2月には、HULFT事業のグローバル展開の一環として、シンガポール現地法人「HULFT PTE.LTD.」を設立した。それによるASEAN地域への拡販により、2017年3月期には、HULFT事業全体の売上高100億円、その内10%の10億円を海外で売上げる計画である。長期的にはMFT市場でのシェア世界1位を狙っており(現在世界シェア4位)、HULFT事業の飛躍が同社の今後の成長を支える。
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