ワールドHD Research Memo(7):不動産事業でM&Aを積極的に進めてきたことがプラスに寄与
[15/10/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(2)中期経営計画
ワールドホールディングス<2429>は2012年に、2016年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表している。具体的な経営目標値としては、最終年度で売上高1,000億円、営業利益50億円、ROE20%以上、自己資本比率25%以上、配当性向20%以上を設定している。
2014年12月期まで当初計画を利益ベースでは大きく上回っており、2015年12月期に関しては売上高も当初計画を上回る勢いとなっている。2012年の計画策定時以降に不動産事業でM&Aを積極的に進めてきたことがプラスに寄与している。最終年度の目標達成に向けては不動産事業がカギを握ることになりそうだが、マンション開発以外の事業拡大が進んでいることもあり、国内景気が堅調に推移すれば達成の可能性は十分あると弊社ではみている。
また、2017年からスタートする次期中期計画では、国内での既存事業の強化やM&Aの積極推進による成長加速に加えて、海外市場の拡大が主要なテーマの1つとなることが想定される。今後の成長戦略が注目されよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
(2)中期経営計画
ワールドホールディングス<2429>は2012年に、2016年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表している。具体的な経営目標値としては、最終年度で売上高1,000億円、営業利益50億円、ROE20%以上、自己資本比率25%以上、配当性向20%以上を設定している。
2014年12月期まで当初計画を利益ベースでは大きく上回っており、2015年12月期に関しては売上高も当初計画を上回る勢いとなっている。2012年の計画策定時以降に不動産事業でM&Aを積極的に進めてきたことがプラスに寄与している。最終年度の目標達成に向けては不動産事業がカギを握ることになりそうだが、マンション開発以外の事業拡大が進んでいることもあり、国内景気が堅調に推移すれば達成の可能性は十分あると弊社ではみている。
また、2017年からスタートする次期中期計画では、国内での既存事業の強化やM&Aの積極推進による成長加速に加えて、海外市場の拡大が主要なテーマの1つとなることが想定される。今後の成長戦略が注目されよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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