ソフトブレーン Research Memo(7):順調に推移中のフィールドマーケティング事業は大幅増収を見込む
[15/10/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通しと取り組み
(3)フィールドマーケティング事業
フィールドマーケティング事業の今期売上高は前期比20%増と大幅増収を見込んでいる。前述したように、フィールドサポート案件における新規大型案件が立ち上がっているほか、「ラウンダー人材バンク」事業でも新規案件が好調に推移しており、第2四半期までは極めて順調に推移している。フィールドサポート業務は年末のクリスマス商戦が最大の需要期になるため、今後も更なる売上拡大が見込まれる。
事業の拡大に伴い、今期に入って正社員スタッフやラウンダー契約社員・派遣社員を大幅に増員しており、2015年7月時点では524名と2014年7月時点の127名から4倍強に拡大している。ソフトブレーン<4779>では先行きに関しても旺盛な需要が見込めることから、今後も人員の増員を続けていく予定となっている。また、より高品質なサービス提供と品質管理体制の強化を目的に、既存拠点(東京、大阪、名古屋)でSVの増員を行うほか、新たに北海道、九州にも支店を開設し、SVを配置していく計画となっている。
なお、「ラウンダー人材バンク」事業が急速に立ち上がっているが、現状は大半が派遣型の案件で利益率も相対的に低いものとなる。このため、事業全体の利益率で見ると従来からやや低下する可能性があるが、売上規模の拡大によって利益額そのものは増加していく見通しだ。
また、Webマーケティング事業に関しては、消費者の購買行動や購買理由などを同社が様々な角度から調査・分析したデータを、クライアントであるメーカーや外食企業などに販売しており、クライアント数も着実に増加しているが、他の事業の伸びが大きいため収益へ与えるインパクトは軽微となっている。ただ、こうしたデータは企業のマーケティング戦略において、重要なデータとなるだけに今後も着実にクライアント数の伸びが見込まれるほか、月額制のビジネスモデルでもあるため、数年後には安定収益源になることが予想される。
同社ではフィールドサポートや店頭調査、ミステリーショッパー調査などの店頭マーケティング事業にWebマーケティング事業を組み合わせ、トータルソリューションサービスとして同事業の拡大を進めていく戦略だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(3)フィールドマーケティング事業
フィールドマーケティング事業の今期売上高は前期比20%増と大幅増収を見込んでいる。前述したように、フィールドサポート案件における新規大型案件が立ち上がっているほか、「ラウンダー人材バンク」事業でも新規案件が好調に推移しており、第2四半期までは極めて順調に推移している。フィールドサポート業務は年末のクリスマス商戦が最大の需要期になるため、今後も更なる売上拡大が見込まれる。
事業の拡大に伴い、今期に入って正社員スタッフやラウンダー契約社員・派遣社員を大幅に増員しており、2015年7月時点では524名と2014年7月時点の127名から4倍強に拡大している。ソフトブレーン<4779>では先行きに関しても旺盛な需要が見込めることから、今後も人員の増員を続けていく予定となっている。また、より高品質なサービス提供と品質管理体制の強化を目的に、既存拠点(東京、大阪、名古屋)でSVの増員を行うほか、新たに北海道、九州にも支店を開設し、SVを配置していく計画となっている。
なお、「ラウンダー人材バンク」事業が急速に立ち上がっているが、現状は大半が派遣型の案件で利益率も相対的に低いものとなる。このため、事業全体の利益率で見ると従来からやや低下する可能性があるが、売上規模の拡大によって利益額そのものは増加していく見通しだ。
また、Webマーケティング事業に関しては、消費者の購買行動や購買理由などを同社が様々な角度から調査・分析したデータを、クライアントであるメーカーや外食企業などに販売しており、クライアント数も着実に増加しているが、他の事業の伸びが大きいため収益へ与えるインパクトは軽微となっている。ただ、こうしたデータは企業のマーケティング戦略において、重要なデータとなるだけに今後も着実にクライアント数の伸びが見込まれるほか、月額制のビジネスモデルでもあるため、数年後には安定収益源になることが予想される。
同社ではフィールドサポートや店頭調査、ミステリーショッパー調査などの店頭マーケティング事業にWebマーケティング事業を組み合わせ、トータルソリューションサービスとして同事業の拡大を進めていく戦略だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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