ファーストロジック Research Memo(5):不動産オーナーを支援するマッチングサービスをローンチ
[15/10/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業モデルの詳細と成長シナリオ
(2)『大家さんの味方』の事業モデル
ファーストロジック<6037>が2015年7月29日にローンチした「大家さんの味方」の事業モデルも、原則としては「楽待」と同じだ。すなわち、投資用不動産オーナーである個人会員と資産運用に関わる事業者(典型的にはリフォーム会社)とをマッチングさせるサービスを提供し、料金は事業者から受け取る、というものだ。
投資用不動産を活用して資産運用を行う過程では、不動産オーナーは様々な対応を迫られる。その多くは投資用不動産の内外装や設備の補修・改修に関するものだ。「大家さんの味方」では現状、“塗装(外壁・防水・鉄部)”というカテゴリのみをサービス対象としているが、順次、カテゴリを拡大していく予定である。また、リフォーム分野に限らず、弁護士・税理士などの士業やローン・金融機関といった資金面でのサポートもメニューに加えていく計画だ。
具体的な収益項目は2つだ。1つはリフォーム会社等の事業者のサイトへの掲載料で、これは10,000円/月となっている。もう1つは、外壁塗装を希望する個人会員が「一括見積」サービスに申し込み、それに対して見積りを行った際に支払う料金だ。これは見積金額に応じて10,000円〜100,000円と予定されている。
リフォーム会社の立場からは、リフォーム案件を一般戸建て住宅と投資用不動産(1棟アパート、マンション等)とで比較した場合、工事規模が大きく採算性が高いのは投資用ということになる。しかし、投資用不動産のリフォーム需要に効率よくアクセス可能なサイトは現状では「大家さんの味方」しかない状況で、これが同社のサービスを利用する動機付けとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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(2)『大家さんの味方』の事業モデル
ファーストロジック<6037>が2015年7月29日にローンチした「大家さんの味方」の事業モデルも、原則としては「楽待」と同じだ。すなわち、投資用不動産オーナーである個人会員と資産運用に関わる事業者(典型的にはリフォーム会社)とをマッチングさせるサービスを提供し、料金は事業者から受け取る、というものだ。
投資用不動産を活用して資産運用を行う過程では、不動産オーナーは様々な対応を迫られる。その多くは投資用不動産の内外装や設備の補修・改修に関するものだ。「大家さんの味方」では現状、“塗装(外壁・防水・鉄部)”というカテゴリのみをサービス対象としているが、順次、カテゴリを拡大していく予定である。また、リフォーム分野に限らず、弁護士・税理士などの士業やローン・金融機関といった資金面でのサポートもメニューに加えていく計画だ。
具体的な収益項目は2つだ。1つはリフォーム会社等の事業者のサイトへの掲載料で、これは10,000円/月となっている。もう1つは、外壁塗装を希望する個人会員が「一括見積」サービスに申し込み、それに対して見積りを行った際に支払う料金だ。これは見積金額に応じて10,000円〜100,000円と予定されている。
リフォーム会社の立場からは、リフォーム案件を一般戸建て住宅と投資用不動産(1棟アパート、マンション等)とで比較した場合、工事規模が大きく採算性が高いのは投資用ということになる。しかし、投資用不動産のリフォーム需要に効率よくアクセス可能なサイトは現状では「大家さんの味方」しかない状況で、これが同社のサービスを利用する動機付けとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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