注目銘柄ダイジェスト(前場):セブンアイ、クラリオン、ブランジスタなど
[15/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
クラリオン<6796>:439円(前日比-28円)
売り優勢。前日に上半期の決算を発表、営業利益は55億円で前年同期比49%増益となっている。会社側では上半期の計画を公表していないが、市場予想は10億円程度上振れたとみられている。ただ、注目度の高い車載カメラ事業の伸び悩みがネガティブに捉えられる格好のもよう。7-9月売上高は2%増程度にとどまり、4-6月期に続いて伸び悩んでいるようだ。前期、前々期は5割前後の高い伸びとなっていた。
足利HD<7167>:541円(前日比+33円)
買い優勢。常陽銀行と経営統合する方向で最終調整に入ったとの報道が伝わっている。統合後の総資産は15兆円近くに達し、業界3位グループに浮上するようだ。常陽銀行は小動きにとどまっており、再編の動きそのものを好感するというよりも、再編に伴うプレミアムの付与などが期待される状況と見られる。同社の場合は、野村グループが発行済み株式数の3分の1超を保有するなど、先行きの需給不安などもあったとみられる。
セブンアイ<3382>:5560円(前日比+185円)
買い優勢。「物言う」株主である米サード・ポイントが同社の株式を取得していることが明らかになったと伝わっている。業績不振が続く総合スーパー、イトーヨーカ堂の収益改善などを要求しているようだ。サード・ポイントはこれまで、ソニーやファナックなどに対して経営改革や株主還元策を要求、実績を挙げてきた経緯があり、同社にも先行きの収益改善策に対する期待感などが高まる格好になっているようだ。
メタップス<6172>:2647円(前日比+500円)
ストップ高。一部メディアの「フィンテック(金融とITの融合)」に関する特集記事で、日本において仮想通貨に挑むベンチャーとして取り上げられたことが材料視されているようだ。6月に発行を始めた同社のEC(電子商取引)サイト専用の仮想通貨「SPIKEコイン」を利用する企業は1万社に迫るという。佐藤社長のコメントとして、「5年以内に数兆円規模の経済圏をつくる」としている。
鉱研工業<6297>:817円(前日比+84円)
急反発。16年3月期の上期及び通期利益予想を上方修正している。上期営業利益見通しは従来の2.30億円から3.42億円(前年同期は3.02億円)、通期見通しは5.00億円から6.20億円(前期は8.45億円)へとそれぞれ引き上げた。上期は従来の減益予想から一転、増益で着地する見込み。7月に発表した第1四半期(4-6月)決算では、営業利益は前年同期比14.2%減の1.36億円で推移していた。
ブランジスタ<6176>:575円(買い気配)
ストップ高買い気配。27日に全額出資子会社「ブランジスタゲーム」を設立し、スマートフォン向けを中心とするオンラインゲームを開発すると一部メディアで報じられている。作詞家の秋元康氏を総合プロデューサーとして制作陣に迎え、第1弾としてアイドルグループ「AKB48」に関連したゲームを16年半ばをメドに投入する見通しという。
ローツェ<6323>:712円(買い気配)
ストップ高買い気配。iPS細胞を始めとする各種細胞の自動培養を実現するメカトロCO2インキュベーターのシリーズ第2弾として、新たに自動培地交換機能を搭載した細胞培養装置「CellKeeper」を開発したと発表している。関連会社のアイエス・テクノロジー・ジャパンを通じて16年3月から販売する予定。販売価格は1480万円からで、17年2月期は10台の販売を計画、19年2月期には100台の販売を目標としている。
駅探<3646>:865円(前日比+109円)
大幅に3日続伸。16年3月期の上期業績予想を上方修正している。営業利益見通しは従来の1.93億円から2.75億円(前年同期は2.37億円)へと引き上げた。従来の減益予想から一転、2ケタ増益で着地する見込み。有料会員サービスの月額収入が堅調に推移したほか、広告ならびにトラベル事業等の売上高が想定以上に伸長したという。また、効率的な業務オペレーションの実施により、販管費の抑制に努めた。
<KS>
売り優勢。前日に上半期の決算を発表、営業利益は55億円で前年同期比49%増益となっている。会社側では上半期の計画を公表していないが、市場予想は10億円程度上振れたとみられている。ただ、注目度の高い車載カメラ事業の伸び悩みがネガティブに捉えられる格好のもよう。7-9月売上高は2%増程度にとどまり、4-6月期に続いて伸び悩んでいるようだ。前期、前々期は5割前後の高い伸びとなっていた。
足利HD<7167>:541円(前日比+33円)
買い優勢。常陽銀行と経営統合する方向で最終調整に入ったとの報道が伝わっている。統合後の総資産は15兆円近くに達し、業界3位グループに浮上するようだ。常陽銀行は小動きにとどまっており、再編の動きそのものを好感するというよりも、再編に伴うプレミアムの付与などが期待される状況と見られる。同社の場合は、野村グループが発行済み株式数の3分の1超を保有するなど、先行きの需給不安などもあったとみられる。
セブンアイ<3382>:5560円(前日比+185円)
買い優勢。「物言う」株主である米サード・ポイントが同社の株式を取得していることが明らかになったと伝わっている。業績不振が続く総合スーパー、イトーヨーカ堂の収益改善などを要求しているようだ。サード・ポイントはこれまで、ソニーやファナックなどに対して経営改革や株主還元策を要求、実績を挙げてきた経緯があり、同社にも先行きの収益改善策に対する期待感などが高まる格好になっているようだ。
メタップス<6172>:2647円(前日比+500円)
ストップ高。一部メディアの「フィンテック(金融とITの融合)」に関する特集記事で、日本において仮想通貨に挑むベンチャーとして取り上げられたことが材料視されているようだ。6月に発行を始めた同社のEC(電子商取引)サイト専用の仮想通貨「SPIKEコイン」を利用する企業は1万社に迫るという。佐藤社長のコメントとして、「5年以内に数兆円規模の経済圏をつくる」としている。
鉱研工業<6297>:817円(前日比+84円)
急反発。16年3月期の上期及び通期利益予想を上方修正している。上期営業利益見通しは従来の2.30億円から3.42億円(前年同期は3.02億円)、通期見通しは5.00億円から6.20億円(前期は8.45億円)へとそれぞれ引き上げた。上期は従来の減益予想から一転、増益で着地する見込み。7月に発表した第1四半期(4-6月)決算では、営業利益は前年同期比14.2%減の1.36億円で推移していた。
ブランジスタ<6176>:575円(買い気配)
ストップ高買い気配。27日に全額出資子会社「ブランジスタゲーム」を設立し、スマートフォン向けを中心とするオンラインゲームを開発すると一部メディアで報じられている。作詞家の秋元康氏を総合プロデューサーとして制作陣に迎え、第1弾としてアイドルグループ「AKB48」に関連したゲームを16年半ばをメドに投入する見通しという。
ローツェ<6323>:712円(買い気配)
ストップ高買い気配。iPS細胞を始めとする各種細胞の自動培養を実現するメカトロCO2インキュベーターのシリーズ第2弾として、新たに自動培地交換機能を搭載した細胞培養装置「CellKeeper」を開発したと発表している。関連会社のアイエス・テクノロジー・ジャパンを通じて16年3月から販売する予定。販売価格は1480万円からで、17年2月期は10台の販売を計画、19年2月期には100台の販売を目標としている。
駅探<3646>:865円(前日比+109円)
大幅に3日続伸。16年3月期の上期業績予想を上方修正している。営業利益見通しは従来の1.93億円から2.75億円(前年同期は2.37億円)へと引き上げた。従来の減益予想から一転、2ケタ増益で着地する見込み。有料会員サービスの月額収入が堅調に推移したほか、広告ならびにトラベル事業等の売上高が想定以上に伸長したという。また、効率的な業務オペレーションの実施により、販管費の抑制に努めた。
<KS>