健康CP---中間期の営業利益は19倍増、パーソナルトレーニングRIZAPが好調
[15/11/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
健康コーポレーション<2928>は11月12日、2016年3月期の第2四半期(累計)決算を発表した。売上高は前期比40.2%増の258.11億円、営業利益は同19.4倍増の15.24億円と大幅増収増益。期初予想の営業利益6.02億円と比較して、大幅に上振れての着地となった。
パーソナルトレーニング事業を手掛ける子会社RIZAPが医療連携サービスや法人向けサービスの提供を開始し、8月、9月と2カ月連続で月間売上高の過去最高を更新、9月には20億円(対前年同月比約122%増)に到達したことにより、大幅な増収増益となった。累計会員数は41,000人を超え、新規獲得会員においては医療機関からの紹介やゲストからの紹介等、広告媒体に依存しない売上高が増加したことにより、収益構造が大幅に向上したようだ。また、通販事業においては前第4四半期連結会計期間に広告宣伝費の先行投資を行った結果、新規顧客の獲得効率が好調に推移している。
既述の通り10月22日には第2四半期累計の利益予想について上方修正が発表されており、それに沿っての着地となっている。通期業績予想については売上高で前期比53.8%増の601.30億円、営業利益で同137.4%増の50.04億円で据え置かれている。第2四半期累計業績を考慮すれば通期業績予想は大幅な上方修正となろうが、2017年3月期以降大幅な収益向上を計画しており、それに対する前倒しの投資を検討しているため、従前の予想から変更されていない。
なお、決算発表と同時に1株あたり配当の修正を発表している。従来予想は9円26銭〜9円75銭、今回予想は9円18銭〜9円66銭。従来は125,230,395株を用いて1株当たりの配当予想が算出されている一方、今回は期中平均株式数(2016年3月期ま第2四半期累計126,339,222株)で算出されており、実質的な変更(総配当金額に変更)はない。
<SF>
パーソナルトレーニング事業を手掛ける子会社RIZAPが医療連携サービスや法人向けサービスの提供を開始し、8月、9月と2カ月連続で月間売上高の過去最高を更新、9月には20億円(対前年同月比約122%増)に到達したことにより、大幅な増収増益となった。累計会員数は41,000人を超え、新規獲得会員においては医療機関からの紹介やゲストからの紹介等、広告媒体に依存しない売上高が増加したことにより、収益構造が大幅に向上したようだ。また、通販事業においては前第4四半期連結会計期間に広告宣伝費の先行投資を行った結果、新規顧客の獲得効率が好調に推移している。
既述の通り10月22日には第2四半期累計の利益予想について上方修正が発表されており、それに沿っての着地となっている。通期業績予想については売上高で前期比53.8%増の601.30億円、営業利益で同137.4%増の50.04億円で据え置かれている。第2四半期累計業績を考慮すれば通期業績予想は大幅な上方修正となろうが、2017年3月期以降大幅な収益向上を計画しており、それに対する前倒しの投資を検討しているため、従前の予想から変更されていない。
なお、決算発表と同時に1株あたり配当の修正を発表している。従来予想は9円26銭〜9円75銭、今回予想は9円18銭〜9円66銭。従来は125,230,395株を用いて1株当たりの配当予想が算出されている一方、今回は期中平均株式数(2016年3月期ま第2四半期累計126,339,222株)で算出されており、実質的な変更(総配当金額に変更)はない。
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