注目銘柄ダイジェスト(前場):地盤ネット、東北電力、日立金属など(訂正)
[15/11/18]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
クミアイ化<4996>:1056円(前日比+50円)
しっかり。前10月期営業利益は33%増益の35億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。畑作用除草剤が米国で好調だったもよう。会社側の計画は期初から34億円だが、上半期は計画を下振れていたこともあって、上振れ決算をストレートにポジティブ視する流れとなっている。
ユニオンツール<6278>:3540円(前日比+455円)
上昇率トップ。18.12期まで還元性向を100%以上にするとの報道が伝わっている。配当が純利益の約25%、自社株買いが約75%とし、取得した自社株は原則消却するもよう。今期に関しては自社株買いなども実施済みであるが、来期以降も高水準の自社株買いが継続するとの期待が高まる展開に。積極的な株主還元方針のスタンスなどに対する評価も。
東北電力<9506>:1502円(前日比-118円)
売り優勢。CB1200億円の発行を発表している。転換価額は3年物500億円が1960円、5年物700億円が1992円となっている。潜在株式数の比率は12.15%になるもよう。潜在的な希薄化懸念を嫌気する動きが先行しているが、電力各社は総じて、ファイナンスの必要性が意識されていたこともあり、希薄化分までは株価が下落する状況となっていない。
イオンモール<8905>:2102円(前日比+152円)
大幅続伸。前日に発表した自己株式の取得実施が買い材料になっている。発行済み株式数の1.4%に当たる340万株を取得上限としており、12月1日から1月15日までを取得期間としている。目先の需給改善期待などが先行する格好に。なお、自己株式取得の理由は、株主還元のほか、OPA社の完全子会社化に伴う株式交付のためとしている。
日立金属<5486>:1535円(前日比+72円)
買い優勢。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げしている。目標株価も1840円から1890円に引き上げへ。収益予想の下方修正発表後に株価は急落、PER、相対PERなどは過去10年間の最低水準にまで下落した結果、割安感が台頭したと判断しているもよう。売上高の約50%は自動車向けであり、国内外とも自動車市場の回復感が出てきたことは株価反転に向けた好材料と指摘している。
CSSHD<2304>:541円(前日比-79円)
4日ぶり大幅反落。15年9月期決算を発表している。営業利益は前期比74.4%増の3.34億円となり、従来予想の2.85億円を上回って着地した。ただ、16年9月期の業績については、営業利益は同4.1%増の3.48億円を見込むものの、最終利益は同14.8%減の2.16億円との見通しを示している。株価は決算発表にかけて上昇基調を強めていたこともあり、発表を受けて利益確定売りが広がっている。
地盤ネットHD<6072>:500円(前日比+80円)
ストップ高。戸建て用地としての地盤災害リスクを点数化する日本初のシステム「地盤カルテ」の診断数が急伸し、累計10万件を突破したと発表している。一部メディアで地盤調査会社として紹介されたことも材料視されているようだ。なお、戸建て住宅の施主からの依頼によって、住宅地盤の専門家である「地盤インスペクター」を派遣して地盤改良工事の第三者検査を実施し、「地盤改良工事検査済証」を交付するサービスを17日より開始している。
SOSEI<4565>:5490円(前日比+570円)
大幅反発。導出品グリコピロニウム(NVA237)を含有する「ウルティブロ ブリーズヘラー」について、導出先のNovartis社が第3相FLAME試験を良好な結果で終了したことを発表した。1日1回吸入のウルティブロは、1日2回吸入のサルメテロール50μg/フルチカゾン 500μgに対して1年間にわたり軽度、中等度及び重度のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)増悪率を有意に抑制し、非劣性であることを確認する主要評価項目を達成したという。
<KS>
しっかり。前10月期営業利益は33%増益の35億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。畑作用除草剤が米国で好調だったもよう。会社側の計画は期初から34億円だが、上半期は計画を下振れていたこともあって、上振れ決算をストレートにポジティブ視する流れとなっている。
ユニオンツール<6278>:3540円(前日比+455円)
上昇率トップ。18.12期まで還元性向を100%以上にするとの報道が伝わっている。配当が純利益の約25%、自社株買いが約75%とし、取得した自社株は原則消却するもよう。今期に関しては自社株買いなども実施済みであるが、来期以降も高水準の自社株買いが継続するとの期待が高まる展開に。積極的な株主還元方針のスタンスなどに対する評価も。
東北電力<9506>:1502円(前日比-118円)
売り優勢。CB1200億円の発行を発表している。転換価額は3年物500億円が1960円、5年物700億円が1992円となっている。潜在株式数の比率は12.15%になるもよう。潜在的な希薄化懸念を嫌気する動きが先行しているが、電力各社は総じて、ファイナンスの必要性が意識されていたこともあり、希薄化分までは株価が下落する状況となっていない。
イオンモール<8905>:2102円(前日比+152円)
大幅続伸。前日に発表した自己株式の取得実施が買い材料になっている。発行済み株式数の1.4%に当たる340万株を取得上限としており、12月1日から1月15日までを取得期間としている。目先の需給改善期待などが先行する格好に。なお、自己株式取得の理由は、株主還元のほか、OPA社の完全子会社化に伴う株式交付のためとしている。
日立金属<5486>:1535円(前日比+72円)
買い優勢。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げしている。目標株価も1840円から1890円に引き上げへ。収益予想の下方修正発表後に株価は急落、PER、相対PERなどは過去10年間の最低水準にまで下落した結果、割安感が台頭したと判断しているもよう。売上高の約50%は自動車向けであり、国内外とも自動車市場の回復感が出てきたことは株価反転に向けた好材料と指摘している。
CSSHD<2304>:541円(前日比-79円)
4日ぶり大幅反落。15年9月期決算を発表している。営業利益は前期比74.4%増の3.34億円となり、従来予想の2.85億円を上回って着地した。ただ、16年9月期の業績については、営業利益は同4.1%増の3.48億円を見込むものの、最終利益は同14.8%減の2.16億円との見通しを示している。株価は決算発表にかけて上昇基調を強めていたこともあり、発表を受けて利益確定売りが広がっている。
地盤ネットHD<6072>:500円(前日比+80円)
ストップ高。戸建て用地としての地盤災害リスクを点数化する日本初のシステム「地盤カルテ」の診断数が急伸し、累計10万件を突破したと発表している。一部メディアで地盤調査会社として紹介されたことも材料視されているようだ。なお、戸建て住宅の施主からの依頼によって、住宅地盤の専門家である「地盤インスペクター」を派遣して地盤改良工事の第三者検査を実施し、「地盤改良工事検査済証」を交付するサービスを17日より開始している。
SOSEI<4565>:5490円(前日比+570円)
大幅反発。導出品グリコピロニウム(NVA237)を含有する「ウルティブロ ブリーズヘラー」について、導出先のNovartis社が第3相FLAME試験を良好な結果で終了したことを発表した。1日1回吸入のウルティブロは、1日2回吸入のサルメテロール50μg/フルチカゾン 500μgに対して1年間にわたり軽度、中等度及び重度のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)増悪率を有意に抑制し、非劣性であることを確認する主要評価項目を達成したという。
<KS>