ADワークス Research Memo(4):有利子負債の減少と自己資本の増加で財務体質は改善
[15/12/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(2)財務状況
エー・ディー・ワークス<3250>の2015年9月末の財務状況は、総資産残高は前期末比837百万円減少の15,844百万円となった。主な減少要因は、販売用収益不動産で508百万円減、現預金で280百万円減となっている。
一方、負債は前期末比1,055百万円減の10,146百万円となった。収益不動産の販売が進んだことで、有利子負債が978百万円減少した。また、純資産は前期末比218百万円増加の5,697百万円となった。四半期純利益の計上が主な増加要因となっている。
主要経営指標を見ると、有利子負債の減少と自己資本の増加によって、自己資本利率が32.8%から35.9%に上昇し、逆に有利子負債比率が175.9%から151.9%に低下するなど、財務体質は改善が進んだと言える。ただ、有利子負債に関しては下期以降、仕入れを積極的に行っていくことから、2016年3月末時点では10,000百万円を超える水準まで増加する見込みとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2)財務状況
エー・ディー・ワークス<3250>の2015年9月末の財務状況は、総資産残高は前期末比837百万円減少の15,844百万円となった。主な減少要因は、販売用収益不動産で508百万円減、現預金で280百万円減となっている。
一方、負債は前期末比1,055百万円減の10,146百万円となった。収益不動産の販売が進んだことで、有利子負債が978百万円減少した。また、純資産は前期末比218百万円増加の5,697百万円となった。四半期純利益の計上が主な増加要因となっている。
主要経営指標を見ると、有利子負債の減少と自己資本の増加によって、自己資本利率が32.8%から35.9%に上昇し、逆に有利子負債比率が175.9%から151.9%に低下するなど、財務体質は改善が進んだと言える。ただ、有利子負債に関しては下期以降、仕入れを積極的に行っていくことから、2016年3月末時点では10,000百万円を超える水準まで増加する見込みとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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