ADワークス Research Memo(6):高付加価値で低コストのサービスを提供し個人富裕層を早期に取り込む
[15/12/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中期経営計画
エー・ディー・ワークス<3250>は2015年3月期からスタートした第4次中期経営計画の基本方針として、「事業規模の拡大と収益基盤の安定化」と「ADビジネスモデルによるクローズド・マーケットの創造」を掲げている。「クローズド・マーケットの創造」とは、前述したブルーオーシャン型のビジネスモデルにより、高付加価値で低コストのサービスを提供し、競合が少ない現段階において顧客となる個人富裕層を早期に取り込み、参入障壁の高い市場を創り上げていく戦略だ。「クローズド・マーケット」ができれば、そこはブルーオーシャン市場となり、同社の業績も安定した収益性を維持しつつ、持続的な成長が見込まれることになる。
中期経営計画での経営目標数値としては、最終年度となる2017年3月期に売上高で13,600百万円、EBITDAで1,170百万円、経常利益で800百万円、ROE7.5%、収益不動産の期中平均残高で15,000百万円を掲げている。前述したように、現状は中期経営計画に沿って極めて順調に推移しており、特に収益不動産残高については2016年3月末で15,000百万円に達する見込みであり、やや先行して推移している状況にある。保有残高が潤沢にあれば、あとは賃料収入で収益を得るか販売収益を得るかをその時々の情勢に応じてコントロールしていくだけなので、市場環境に大きな変化がない限りは、中期経営計画を達成する可能性が高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
エー・ディー・ワークス<3250>は2015年3月期からスタートした第4次中期経営計画の基本方針として、「事業規模の拡大と収益基盤の安定化」と「ADビジネスモデルによるクローズド・マーケットの創造」を掲げている。「クローズド・マーケットの創造」とは、前述したブルーオーシャン型のビジネスモデルにより、高付加価値で低コストのサービスを提供し、競合が少ない現段階において顧客となる個人富裕層を早期に取り込み、参入障壁の高い市場を創り上げていく戦略だ。「クローズド・マーケット」ができれば、そこはブルーオーシャン市場となり、同社の業績も安定した収益性を維持しつつ、持続的な成長が見込まれることになる。
中期経営計画での経営目標数値としては、最終年度となる2017年3月期に売上高で13,600百万円、EBITDAで1,170百万円、経常利益で800百万円、ROE7.5%、収益不動産の期中平均残高で15,000百万円を掲げている。前述したように、現状は中期経営計画に沿って極めて順調に推移しており、特に収益不動産残高については2016年3月末で15,000百万円に達する見込みであり、やや先行して推移している状況にある。保有残高が潤沢にあれば、あとは賃料収入で収益を得るか販売収益を得るかをその時々の情勢に応じてコントロールしていくだけなので、市場環境に大きな変化がない限りは、中期経営計画を達成する可能性が高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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