シュッピン Research Memo(11):来年度の中期経営計画は上方修正される可能性も
[15/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績見通し
(2) 2017年3月期の考え方と中期経営計画
シュッピン<3179>は向こう3ヶ年の中期経営計画を策定し、毎年ローリングしている。現行中期経営計画の業績計画では、2017年3月期は売上高27,046百万円(前期比17.0%増)、営業利益1,526百万円(同36.4%増)を計画している。
同社の従業員数及び1人当たり売上高の両者はともに右肩上がりを続けている。しかし、2008年3月期を起点に2018年3月期までの10年間の年平均成長率(CAGR)を比較すると、従業員数が年平均5.7%増であるのに対して、1人当たり売上高は同10.9%増と倍近い差があり、年々、従業員1人当たりの生産性が高まっていることがわかる。それが売上高販管費の低下傾向という形でも現れている。EC企業として理想的なコスト構造ができているといえる。それゆえ、同社の売上が想定に対して上振れすれば、利益の上振れ度合は売上高のそれをさらに上回ってくると弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
(2) 2017年3月期の考え方と中期経営計画
シュッピン<3179>は向こう3ヶ年の中期経営計画を策定し、毎年ローリングしている。現行中期経営計画の業績計画では、2017年3月期は売上高27,046百万円(前期比17.0%増)、営業利益1,526百万円(同36.4%増)を計画している。
同社の従業員数及び1人当たり売上高の両者はともに右肩上がりを続けている。しかし、2008年3月期を起点に2018年3月期までの10年間の年平均成長率(CAGR)を比較すると、従業員数が年平均5.7%増であるのに対して、1人当たり売上高は同10.9%増と倍近い差があり、年々、従業員1人当たりの生産性が高まっていることがわかる。それが売上高販管費の低下傾向という形でも現れている。EC企業として理想的なコスト構造ができているといえる。それゆえ、同社の売上が想定に対して上振れすれば、利益の上振れ度合は売上高のそれをさらに上回ってくると弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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