【2016年7大イベント(3)】4月・10月:地銀の経営統合/強い銀行同士が攻めの統合へ
[15/12/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
地銀を巡る再編の流れが足元で加速している。1990年代や2000年代初めに見られた弱者救済の統合ではなく、好業績な銀行同士が統合する攻めの流れは鮮明。ここまで鹿児島銀行と肥後銀行(九州FG<7180>)、横浜銀行<8332>と東日本銀行<8536>(コンコルディアFG)、足利銀行(足利HD<7167>傘下)と常陽銀行<8333>などが経営統合を発表している。県内トップバンク同士が統合していることで、関東、関西、九州といった地域のみならず、地域を越えた地銀連合が誕生する可能性もある。経営統合の流れは、当局の要請だけではなく、地方の人口減少などさまざまな要因があると思われるが、預金や資産でトップ10にランキングされる地銀を中心とした再編への思惑は今年のテーマとなろう。
■地銀経営統合の関連銘柄
<8355>静岡銀行 {15.3期末の預金残高8.68兆円}
<8331>千葉銀行 {15.3期末の預金残高10.72兆円}
<8327>西日本シティ {15.3期末の預金残高7.09兆円}
<8341>七十七銀行 {15.3期末の預金残高7.18兆円}
<8527>愛知銀行 {15.3期末の預金残高2.63兆円}
<8361>大垣共立 {15.3期末の預金残高4.32兆円}
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