【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏コメント:2016年に上がる株は!?(訂正)
[16/01/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。
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個人投資家「株王獅子丸」氏コメント
執筆日時:2016年1月5日16時10分
ごきげんよう。株王獅子丸だ。
個人投資家の兄弟達よ。調子はどうだ。
2016年は1月4日が大発会となり、現在の投資家心理がよく反映された相場動向だったと感じている。
先行き不透明な経済動向に対する懸念から、大型株から抜けた資金はマザーズ等の新興市場へ。
その中でも特に、豊富な材料性、話題性、将来性も強い旬なテーマ株の売買が活発な様子。
まるで今年度の株式投資市場の動向をギュッと凝縮したような相場だったと捉えることもできるのではないだろうか。
そんな大発会の値動きを見ながら、多くの投資家が「2016年に上がる株はどれだ?」「2016年はどの株を買えばいいのか?」と、頭をフル回転させているところだろう。
株式投資を行ううえで、1年のはじめである今、今年1年間の投資計画をイメージすることは、とても大事なこと。
そして俺は、今年度の株式投資を成功させる鍵は、時流に乗ったテーマ株の選定が重要だと考えている。
個人的に様々な個別銘柄を分析した結果、2016年に上がる株として期待することができる俺の注目銘柄、チェックしておくべきテーマ、2016年版のポートフォリオの組み方を紹介したいと思う。
■2016年の注目銘柄
◆アイサンテクノロジー<4667>
テーマ:自動運転車関連銘柄
2015年9月〜現在まで株価が急上昇し続けている同銘柄は、強い過熱感もあることからエントリーしづらい銘柄ではあるが、自動運転車関連銘柄という旬なテーマにドンズバであり、確かな事業内容からも高い企業価値がある有力銘柄であると判断している。どこかで一旦の調整が入る可能性はあるが、1年という長期目線で考えれば、1月4日の大発会始値である8930円から大幅に株価を上げてくる可能性が強いと期待している。
◆ベステラ<1433>
テーマ:東京五輪関連銘柄
2015年9月に東証マザーズにIPOしたベステラ。俺のブログでもIPO時に同銘柄を取り上げていたが、上場後も力強い値動きが感じられる。事業内容としては、発電所や石油精製所、製鉄所などの解体工事のエンジニアリングを手がけており、その解体技術には定評があるようだ。特筆すべき点として、べステラという企業は、球形貯槽の解体技術であるリンゴ皮むき工法といった解体方法をはじめとして、数多くの特許を有しており、ただの解体会社とは一線を画している企業だということ。東京五輪関連の工事で同社の需要が高まる可能性もあり、着実に投資家からの人気を集めてじっくり堅調に株価を伸ばしていくのではないだろうか。
◆ロックオン<3690>
テーマ:フィンテック関連銘柄
大阪梅田に本社を構えるロックオンは、ECサイトのプラットフォームとなるEC-CUBEが有名なインターネットサービス企業だ。2015年12月から株価を軒並に伸ばしてきているが、1月4日の大発会でも一時2780円のストップ高を記録し、非常に力強い買いが入っている銘柄だと言える。フィンテックという新たな潮流の最先端にも位置する重要銘柄であり、日々注目が高まってきているフィンテック関連銘柄としても多くの投資家から関心を集めていく可能性が。ECサイト+フィンテックという時代の一歩先を行くサービスの開拓に成功すれば、大幅な株価上昇にも期待できる。
◆菊池製作所<3444>
テーマ:ドローン関連銘柄
菊池製作所は、ロボット関連銘柄・ドローン関連銘柄として俺のブログでも過去に何度も取り上げ、その動向を追い続けている銘柄だ。政府によるドローン関連法案の整備、Googleによる2017年からのドローン配送サービスの開始、国内でもドローン製品の流通量が増加しはじめているという点からも、ドローン市場の規模拡大を現実的に感じている。さらには、ロボット開発という側面も有しているため、2016年も話題に上る機会が増えそうな気配。次世代テクノロジー開発系の実力派企業として期待。
◆イメージワン<2667>
テーマ:ドローン関連銘柄
イメージワンもドローン関連銘柄として代表的な銘柄であり、1月4日の大発会で早速のストップ高をつけた。その他にも、大発会では<6888>アクモス、<6314>石井工作研究所、<3669>モバイルクリエイト、<3653>モルフォなど数多くのドローン関連銘柄が大幅に株価を上げた。1年の始まりにドローン関連銘柄が軒並み上昇したということは、1年を通してもやはりドローン関連銘柄は今年の重要な注目テーマであるということにさらなる確信が高まったと言える。イメージワンも年内1000円以上、株価2倍をまずは目指せそうだと言える。
◆カーリットホールディングス<4275>
テーマ:宇宙開発関連銘柄
政府による宇宙基本計画の工程表の改定、宇宙産業の実現に向けた関連法案の提出、アベノミクス成長戦略の柱として宇宙開発が中核を担う可能性がある等、政府の後押しとも言える裏付けから、希少なロケット燃料(過塩素酸アンモニウム)を国内で唯一手がけているという独自性の強い企業。知名度はまだそこまで高くない銘柄かもしれないが、知る人ぞ知る銘柄として宇宙開発が活発化した際の旨味は大きいだろう。値動きに時間はかかりそうではあるが、宇宙開発という新たなテーマに該当する期待株。
◆ITbook<3742>
テーマ:マイナンバー関連銘柄
個人的にもマイナンバー関連銘柄の大本命として注目している同銘柄。2016年の主役級銘柄と成り得る可能性もあるのではないだろうか。1いよいよマイナンバー運用が開始され、ここから先もマイナンバーに関する様々なニュース報道が増加するだろう。メディアでの関連報道が増加する→相場で注目増加→株価上昇しやすいといった流れをイメージすることができる。個人情報流出、マイナンバー反対などといった、アンチマイナンバーな報道も今後出る可能性はあるが、国策として法案も制定されているマイナンバー制度は絶対的なモノだと俺は捉えている。つまりは、国策に売りなしだ。大船に乗ったつもりでITbookの今後に期待したい。
■2016年の注目テーマ
冒頭でも述べたように、2016年の株式投資を成功させる鍵は、テーマ株の選定にあるのではないかと考えている。旬なテーマ株をバランスよくポートフォリオに組み込み、利益を得る確率を高め、万が一のリスクを回避できる強いポートフォリオを組んでいきたい。
自動運転車関連銘柄、ZMP関連銘柄、ドローン関連銘柄、ロボット関連銘柄、人工知能関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、IoT関連銘柄、安保法案関連銘柄、デジタルポスト関連銘柄、フィンテック関連銘柄など、このあたりのテーマは2016年に注目される機会も増える筆頭テーマ株になるのではないだろうか。
■ポートフォリオを組み直す
株式投資は時間と共に常に変化するものであり、その時々に最も適したポートフォリオに組み直していくことが大事だと、俺は考えている。
自分のポートフォリオに何も変化がないままでは、相場との間にズレが生じてくる。
だからこそ、1年のはじまりである今、自分が保有している銘柄全てを改めて見直し、該当するテーマや、材料性の有無、何が起きればその銘柄の株価が上がるのかをイメージすることができるか等、多角的に保有銘柄を分析し直し、ポートフォリオを整理するタイミングだと思う。
少なくとも、俺は下記の3項目をチェックするようにしている。
・保有銘柄は旬なテーマ株に該当しているか?
・複数のテーマ株をバランスよく保有できているか?
・何が起きれば株価が上がるか理解できているか?
注目度の高いテーマ株を手広く保有していれば、注目されるテーマ株の循環に合わせて、手持ちの銘柄が利益を次々と生み出していくことも可能になり、仮にどれかひとつのテーマが下がった場合でも、別テーマが上がることでリスク回避にも繋がる。
1週間、1ヶ月といった短期投資ではなく、半年から1年をかけた中長期投資がメインの俺にとっては、このようなポートフォリオを組んでおくことで、1年間を通した株式投資の収益を高めていくことができると信じている。
2016年の株式投資を成功させるためには、個別銘柄選びも大事だが、バランスが取れたポートフォリオを組んでおくことも大事なのではないだろうか。
個人投資家の兄弟達よ。今年度も株式投資を楽しもう!幸運を祈る!
その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。話題のフィンテック関連銘柄、ドローン関連銘柄、ロボット関連銘柄、自動運転車関連銘柄、TPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。ETFやIPO、株主優待に関する情報も。
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執筆者:「株王獅子丸」氏
ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄
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