AMBITION Research Memo(3):16/6期1Qは増収増益、インベスト事業の売上拡大が収益拡大に貢献
[16/01/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
○2016年6月期第1四半期の業績動向
AMBITION<3300>の2016年6月期第1四半期の売上高は2,137百万円(前年同期比611百万円増)、営業利益56百万円(同51百万円増)、経常利益54百万円(同58百万円増)、当期純利益18百万円(同19百万円増)となり、売上高・利益ともに前年同期を大幅に上回った。プロパティマネジメント事業における管理戸数が増加し、入居率も改善していることが最大の要因である。また、中古不動産流通の活況を背景に、インベスト事業の売上が拡大し、収益拡大に貢献した。
○2016年6月期通期の業績見込み
2016年6月期計画は、売上高8,858百万円(前期比1,904百万円増)、営業利益200百万円(同15百万円増)、経常利益186百万円(同11百万円増)、当期純利益112百万円(同2百万円増)の見込みである。
売上高の増加は、プロパティマネジメント事業の成長分(売上高増加1,114百万円、前期比20.9%増)とインベスト事業の成長分(売上高増加459百万円、前期比43.6%増)が大きな割合を占める。プロパティマネジメント事業においてはサブリース(転貸)の契約件数が足元好調に推移しており、ストックビジネスのため下ブレのリスクは低く、逆に大型案件の受注などによる上ブレの可能性は十分にある。
○財務状況
2015年9月末の総資産残高は2,393百万円となり、2015年6月期末比41百万円増となった。販売用不動産が119百万円、その他に含まれる差入保証金が31百万円増加し、現預金が94百万円減少したことによる。現預金の残高は937百万円であり、手元資金は潤沢である。
一方、負債は前期末比55百万円増加の1,733百万円となった。主な増加は、固定負債の190百万円増であり、長期借入金の増加が主な要因である。主な減少は流動負債の135百万円減であり、その他に含まれる未払金の減少が主な要因である。
経営指標(2016年9月末)では、流動比率(154.4%)・自己資本比率(27.6%)となっており、レバレッジを効かせた成長を志向する企業の特徴が現れている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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○2016年6月期第1四半期の業績動向
AMBITION<3300>の2016年6月期第1四半期の売上高は2,137百万円(前年同期比611百万円増)、営業利益56百万円(同51百万円増)、経常利益54百万円(同58百万円増)、当期純利益18百万円(同19百万円増)となり、売上高・利益ともに前年同期を大幅に上回った。プロパティマネジメント事業における管理戸数が増加し、入居率も改善していることが最大の要因である。また、中古不動産流通の活況を背景に、インベスト事業の売上が拡大し、収益拡大に貢献した。
○2016年6月期通期の業績見込み
2016年6月期計画は、売上高8,858百万円(前期比1,904百万円増)、営業利益200百万円(同15百万円増)、経常利益186百万円(同11百万円増)、当期純利益112百万円(同2百万円増)の見込みである。
売上高の増加は、プロパティマネジメント事業の成長分(売上高増加1,114百万円、前期比20.9%増)とインベスト事業の成長分(売上高増加459百万円、前期比43.6%増)が大きな割合を占める。プロパティマネジメント事業においてはサブリース(転貸)の契約件数が足元好調に推移しており、ストックビジネスのため下ブレのリスクは低く、逆に大型案件の受注などによる上ブレの可能性は十分にある。
○財務状況
2015年9月末の総資産残高は2,393百万円となり、2015年6月期末比41百万円増となった。販売用不動産が119百万円、その他に含まれる差入保証金が31百万円増加し、現預金が94百万円減少したことによる。現預金の残高は937百万円であり、手元資金は潤沢である。
一方、負債は前期末比55百万円増加の1,733百万円となった。主な増加は、固定負債の190百万円増であり、長期借入金の増加が主な要因である。主な減少は流動負債の135百万円減であり、その他に含まれる未払金の減少が主な要因である。
経営指標(2016年9月末)では、流動比率(154.4%)・自己資本比率(27.6%)となっており、レバレッジを効かせた成長を志向する企業の特徴が現れている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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