注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクグ、インフォテリア、スターティアなど
[16/01/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
スターティア<3393>:714円(前日比+100円)
連日のストップ高。AR(拡張現実)関連銘柄として短期資金の関心が高まっている。先週末、江崎グリコの『アーモンドピーク』とコロプラ『黒猫のウィズ』、『白猫プロジェクト』のキャンペーンに、同社のARアプリ『COCOAR2』が採用されたと発表している。『COCOAR2』は、独自開発のスマホARアプリであり、アプリ経由でカードやポスターなどを読み込むと、設定されている動画・音楽・URL・3Dといった様々なオリジナルコンテンツが表示可能となるようだ。
さくらインター<3778>:1459円(前日比+195円)
大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は6.7億円となり、前年同期の単独比4.6%の減益となっている。販売管理費の増加などが響く格好に。ただ、VPS・クラウドサービスなどは順調な成長が続いており、先行きへの期待感などは高まる格好のようだ。また、本日はフィンテック関連銘柄の強い動きが目立っていることも支援材料につながっている。
住友大阪セメ<5232>:463円(前日比+18円)
買い優勢。4-12月期営業利益は前年同期比11%増の170億円程度になり、この期としては過去最高になったもようとの観測報道が伝わっている。石炭価格下落による採算の改善、非セメント事業の好調などが堅調な業績の背景に。市場コンセンサスは160億円強の水準であり、想定以上の収益確保といった形。来下期にはセメント内需の本格回復などを予想する声もあり、来期以降のコンセンサス予想の切り上がりを想定する動きにも。
ソフトバンクグ<9984>:4832円(前日比-187円)
大幅反落。全体株安のなか、米スプリントの株価下落も弱材料視される格好に。スプリントでは、25億ドルのコスト節減計画の一環として、全従業員数の約7%に相当する2500人を削減すると伝わっている。昨日の通常取引では12%超の下落となった。スプリントは、決算発表前倒しで足元安心感も高まっていたが、本日の決算発表を控えて換金売り圧力なども強まる状況に。
3Dマトリック<7777>:1011円(前日比+56円)
大幅に3日続伸。シンガポール子会社より、タイ当局Food and Drug Administration Thailandにおいて、吸収性局所止血材「PuraStat」の医療機器製品登録が承認されたとの連絡を受けたと発表している。16年4月期第1四半期に韓国Daewoong Pharmaceutical Co., Ltd.とPuraStatのタイにおける販売提携に関して販売権許諾契約を締結しており、当第4四半期より初期出荷を開始し、来期初より本格販売を実施していく。
フロイント<6312>:1705円(前日比+121円)
一時1718円まで上昇し昨年来高値を更新。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は2月29日。株式の流動性を高めてより投資しやすい環境を整えるとともに、投資家層の拡大を図るという。なお、今回の株式分割に伴い、16年2月期末の配当予想も従来の25.00円から12.50円に変更している。
ザイン<6769>:1350円(前日比+238円)
大幅に3日続伸。超高速通信用16Gbps(1秒当たり160億ビット)伝送技術の開発に成功したと発表している。8K映像機器内通信向け技術としては世界初であり、8K映像から光伝送を始めとする機器内において超高速通信を活用した革新的なソリューション提案を可能にする技術という。今後、具体的な製品化に応用し、17年上期をメドに新製品をサンプル出荷する。なお、一部専門紙も同技術の開発について報じている。
インフォテリア<3853>:1217円(前日比+216円)
急伸。東証が本日売買分から信用取引に関する臨時措置を解除している。また、日証金も同日から増担保金徴収措置を解除した。株価は1月13日に一時1562円を付けるまで上昇したのち、足元では25日線水準まで調整が進んでいた。テックビューロとの協業などからフィンテック関連として期待が根強く、信用規制解除をきっかけにリバウンドを試す展開となっている。
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