VTHD Research Memo(9):株主還元に積極的で増配を継続、配当性向目標を40%に引き上げ
[16/01/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
VTホールディングス<7593>は株主還元、投資家対応にも積極的だ。まず2014年4月1日付で1:3の株式分割を実施した。これによって投資単位当たりの金額が下がり、より多くの投資家にとって投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ると同時に、市場での流動性も高まることになった。
配当についても毎年のように増配を続けており、2011年3月期から2015年3月期までの年間配当金は、5.0円、6.67円、10.0円、12.33円、14.0円となったが、今期(2016年3月期)も年間18.0円(記念配当2.0円含む)を予定している。
また、目標とする配当性向については、利益規模の拡大状況や他の上場企業の配当性向(平均値)などを総合的に判断して、それまでの30%から40%に引き上げた。現時点での2016年3月期の予想配当は、1株当たり普通配当8.0円に記念配当2.0円が加わり中間10.0円、期末8.0円の計18.0円であるが、これは配当性向45.1%になる見込みだ。今後も少なくとも配当性向40%以上を維持する計画で、利益がさらに伸びるようであれば、それに見合った増配も期待できそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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VTホールディングス<7593>は株主還元、投資家対応にも積極的だ。まず2014年4月1日付で1:3の株式分割を実施した。これによって投資単位当たりの金額が下がり、より多くの投資家にとって投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ると同時に、市場での流動性も高まることになった。
配当についても毎年のように増配を続けており、2011年3月期から2015年3月期までの年間配当金は、5.0円、6.67円、10.0円、12.33円、14.0円となったが、今期(2016年3月期)も年間18.0円(記念配当2.0円含む)を予定している。
また、目標とする配当性向については、利益規模の拡大状況や他の上場企業の配当性向(平均値)などを総合的に判断して、それまでの30%から40%に引き上げた。現時点での2016年3月期の予想配当は、1株当たり普通配当8.0円に記念配当2.0円が加わり中間10.0円、期末8.0円の計18.0円であるが、これは配当性向45.1%になる見込みだ。今後も少なくとも配当性向40%以上を維持する計画で、利益がさらに伸びるようであれば、それに見合った増配も期待できそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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