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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:大発会以降の下げに巻き込まれた上方修正銘柄に活路

注目トピックス 日本株

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「兜町放浪記」氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年1月28日6時に執筆

新年明けの1月商いも今週で終了となる。冬本番の寒波が続く日本列島だが冬枯れ相場は最終局面にさしかかってきていると思う。株式市場への寒風はすべて海外から吹いてくる。

日経平均が直近の高値をつけた2015年末(12月1日)の20,012円から率にして約20%、値幅で4,000円下落し16,017円まで調整した。この数字は決して小さなものではない。

厳密な数字にはならないが、国民の保有株式資産の約2割がこの2ヶ月の内に消失した。それに見合うだけの経済的危機状況が国内に発生したのかと言われれば、多くの投資家が口ごもるだろう。実際にはタレントの不倫疑惑のほうがよっぽど耳目を集めるほど国民生活に変化はない。

2015年末12月1日の高値20,012円を駆け下りはじめてからすでに約2ヶ月を経過したことになる。相場の定石である「小回り3ヶ月」が作用するなら、来月2月いっぱいで調整一巡感が出てもおかしくない。「節分天井、彼岸底」のちょうど彼岸底に接近する頃合いも投資家心理の転換点には都合が良い。

あと約1ヶ月の辛抱を長いと見るか、短いと思うか。年を重ねた私には「あともう少し」と感じる時間軸なのだが。

当面の日経平均はNY株の上昇にはつつましく、下落には激しく追随するストレスの溜まる展開となろう。だからこそテ−マ株物色に乗った銘柄には「そこまでやるか」的な強烈な集中買いで値を飛ばすものが乱舞する。さくらインタ−ネット<3778>やインフォテリア<3853>といった代表格をどれだけ手なずけることができるかの腕勝負だ。

全体相場が高値波乱の場面ではなく、底打ち感のない下げ局面ときには、業績の裏づけのある上方修正銘柄を静かに拾っておきたい。

ロ−ツェ<6323>は1月8日に上方修正を発表後、翌営業日にストップ高で寄り付くも、以後7日続落で安値圏に放置されている。IPS細胞関連機器も手がけており今後に注目 だ。

シグマクシス<6088>は、12月22日に上方修正済み。400円前半は上場来安値水準であり売られすぎ。

サイバネット<4312>は、AR(拡張現実)関連として 追撃したい。

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執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記



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