平和不動産---通期業績予想の上方修正に伴い、増配を予定
[16/02/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
平和不動産<8803>が1月28日に発表した2016年3月期第3四半期(15年4-12月)決算は、売上高が前年同期比4.1%増の290.87億円、営業利益が同5.6%減の67.02億円、経常利益が同1.0%減の55.66億円、四半期純利益が同13.8%増の34.04億円となった。
賃貸事業は、東京証券取引所ビルの賃貸料減額の影響はあったものの、名古屋丸の内平和ビルの売却に加え、前期に取得した複数のビルと前期に竣工した丸善名古屋本店ビルの賃貸収益が貢献し、不動産ソリューション事業における、前期に完売した「フラージュ押上」販売の反動減を補った。
16年3月期通期については業績予想の修正を発表。売上高は不動産ソリューション事業の物件売却が予想を下回ったことから下方修正したものの、営業利益は賃貸事業で物件売却益を計上したこと、不動産ソリューション事業で仲介手数料が増加したことから上方修正を行った。売上高は前期比4.8%増の360.00億円(従来予想385.00億円)、営業利益は同12.3%減の75.00億円(同70.00億円)、経常利益は同8.7%減の60.00億円(同50.00億円)、純利益は同40.3%増の35.00億円(同27.00億円)を見込んでいる。
なお、上方修正に伴い配当も増額、11円としていた期末配当を15円に引き上げ、年間22円から26円の増配予定とした。
平和不動産<8803>は、東京、大阪、名古屋、福岡の証券取引所ビルの賃貸事業、オフィス賃貸、REIT事業、不動産開発事業を展開。中長期経営計画の重点戦略として掲げる「日本橋兜町再活性化プロジェクト」「ビル賃貸事業のブラッシュアップ」「リートAM事業等フィービジネスの拡大」による成長を目指す。
<SF>
賃貸事業は、東京証券取引所ビルの賃貸料減額の影響はあったものの、名古屋丸の内平和ビルの売却に加え、前期に取得した複数のビルと前期に竣工した丸善名古屋本店ビルの賃貸収益が貢献し、不動産ソリューション事業における、前期に完売した「フラージュ押上」販売の反動減を補った。
16年3月期通期については業績予想の修正を発表。売上高は不動産ソリューション事業の物件売却が予想を下回ったことから下方修正したものの、営業利益は賃貸事業で物件売却益を計上したこと、不動産ソリューション事業で仲介手数料が増加したことから上方修正を行った。売上高は前期比4.8%増の360.00億円(従来予想385.00億円)、営業利益は同12.3%減の75.00億円(同70.00億円)、経常利益は同8.7%減の60.00億円(同50.00億円)、純利益は同40.3%増の35.00億円(同27.00億円)を見込んでいる。
なお、上方修正に伴い配当も増額、11円としていた期末配当を15円に引き上げ、年間22円から26円の増配予定とした。
平和不動産<8803>は、東京、大阪、名古屋、福岡の証券取引所ビルの賃貸事業、オフィス賃貸、REIT事業、不動産開発事業を展開。中長期経営計画の重点戦略として掲げる「日本橋兜町再活性化プロジェクト」「ビル賃貸事業のブラッシュアップ」「リートAM事業等フィービジネスの拡大」による成長を目指す。
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