注目銘柄ダイジェスト(前場):野村HD、アジア投資、PSSなど
[16/02/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
アジア投資<8518>:341円(前日比+39円)
急伸。投資先であるアクセスブライトが東映アニメと共同開発した初の中国市場向けスマホゲーム『ロボットガールズZ』が、2月13日付の中国App Store有料アプリ総合ランキングで1 位を獲得したと発表している。先に、2月8日付のランキングで2位を獲得したと発表、その後株価が人気化する状況となっていたが、追加の支援材料として捉えられる形に。
イーレックス<9517>:1366円(前日比-298円)
下落率トップ。前日に公募増資の実施を発表、需給懸念や株式価値の希薄化を嫌気する動きになっている。公募増資230万株、オーバーアロットメントによる売出34.5万株を実施する。増加株式数は最大で現在の発行済み株式数の19%程度となる。調達資金は開発案件の着実な推進を目指すためのものとしている。
野村HD<8604>:488円(前日比-6.1円)
売り先行。ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「中立」から「売り」に格下げ、目標株価を890円から440円に引き下げている。海外事業を中心に業績予想を引き下げているもよう。海外事業においては、市場のボラティが高まる中でフローは増加しておらず、シェア拡大戦略が奏効していないと指摘。海外インベストメント・バンクのインプライド資本コストが上昇していることも株価の重荷としている。
住友鉱<5713>:1228.5円(前日比+68円)
買い優勢。原油相場や非鉄市況など資源価格の上昇を背景に、本日は資源関連株に見直しの動きが強まる格好に。原油市況は5%超の上昇となったほか、アルミや亜鉛、ニッケルなどの非鉄市況も2%強の上昇となっている。グレンコアやBHPビリトンなどの欧州資源株が大きく上昇したほか、米国市場でもエネルギー関連が上昇相場を主導する形に。
インベスターズクラウ<1435>:8400円(前日比+630円)
一時8950円まで上昇し上場来高値更新。スマートドアホン「TATERU kit(タテルキット)」の開発及びサービスの強化並びに販売開始を目的として、FORMULAとの子会社を設立すると発表している。同子会社では民泊事業を目的とする建物へのTATERU kitの設置を推進する。同社は昨年10月よりFORMULAとの業務提携を開始し、TATERU kitの共同開発を行っている。
小僧寿し<9973>:114円(前日比+30円)
ストップ高。アスラポート<3069>のグループ会社で食品卸の東洋商事が筆頭株主になったと発表している。夢真HD<2362>の佐藤真吾会長の関連会社が保有していた株式13.76%を東洋商事に売却した。一部メディアは、今後アスラポートグループが同社の再建を進めると伝えている。
PSS<7707>:430円(買い気配)
ストップ高買い気配。CEマーキング(欧州連合(EU)加盟国に製品を流通・販売するための国際的な制度)を実施した全自動核酸抽出システム「magLEAD 6gC」及び「magLEAD 12gC」の世界同時販売を開始したと発表している。従来のPSS抽出試薬で対応できなかった多種類の検体から、臨床用途の遺伝子診断を行う上で必要とされる高品質な核酸を短時間で抽出することが可能になったという。
ミナトHD<6862>:120円(前日比+6円)
3日続伸。最先端の認証技術ライセンスを利用したフィンテック事業を手掛ける子会社「スマート・レスポンス(仮)」を共同出資により設立すると発表している。パスワードを入力することなく、スマートフォン認証をネット取引や決済サービスに利用できるサービスを提供する。米Early Warning社のライセンスを活用し日本向けにカスタマイズした内容で、7月頃をメドに国内の金融機関やネット通販会社等へ提供開始する予定。
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