足元の為替変動で自動車セクターを軒並み格下げ、SMBC日興証券(花田浩菜)
[16/02/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
SMBC日興証券では自動車セクターの業種格付けを従来の「強気」から「中立」に引き下げています。やはり、年初からの為替変動の影響が大きいのですね。
格下げした理由は以下の通りとしています。
『(1)弊社為替前提の見直し(17/3期営業利益△1兆2,000億円影響)、(2)17/3期営業減益予想へ下方修正、(3)金融市場の混乱長期化に伴う自動車需要への影響懸念。』
先日(22日)の気になるレポートでもお伝えしたように、ドル/円は110円割れの見通しですね。
『円高は短期的に1ドル=110円を超える水準に進む可能性があり、為替変動に過剰に反応する足元の相場環境を考慮すると、当面、17/3期の会社計画が明らかになる16/3期決算発表前後までの期間は為替変動並びに株式市場の混迷が継続する可能性に備えるスタンスとしたい。』とのことです。
なお、レポートには個別企業の目標株価として、日産自<7201>、いすゞ自<7202>、トヨタ自<7203>、日野自動車<7205>、三菱自<7211>、マツダ<7261>、ホンダ<7267>、スズキ<7269>、富士重<7270>、ヤマハ発<7272>といった自動車業界各社の目標株価とその理由も掲載されていますので、ご興味のある方は詳細をレポートでご覧ください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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