イデアインター Research Memo(1):第2四半期は順調な業績回復が続く
[16/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
イデアインターナショナル<3140>はインテリア雑貨やオーガニック化粧品などの企画・開発及び販売を行っている。デザイン性やブランド力に優れ、他のインテリアショップなどへの卸売と自社店舗での販売で業容を拡大してきた。2013年9月に健康コーポレーション<2928>と戦略的事業資本提携を行い、グループ傘下企業となった。
2016年6月期第2四半期決算は、計画どおりの順調な着地となった。内容的にも同社が注力するキッチン雑貨、トラベル用品、eコマース(EC)の3つのテーマのいずれにおいても、計画どおりもしくは計画を上回る状況が続いている。円安対策も着実に進展しており、今通期の業績目標達成は言うまでもなく、現行中期経営計画で掲げる中期業績目標の実現に向けても、順調な推移が続いている。
成長著しいトラベル用品ショップについては、今第2四半期(累計)において新規に3店舗を出店した。ポイントはそれぞれの商圏の実情に合わせたローコスト型業態で出店したことだ。結果的には初期費用低減が奏功して、開業後2ヶ月目から単月黒字を達成する「勝利の方程式」を確立しつつある状況だ。2018年6月期末までに総数で50店の新規出店を計画しており、成長戦略の重要な一角を占めている。既存6店舗も、立地の有利さと高価格帯商品のラインアップを活かして、順調に業績を伸ばしている。
ECも順調に拡大している。中期的には健康コーポレーションとのシナジーが最も期待できる領域だ。今第2四半期累計の売上高は前年同期比64%増となった。同社では「テラクオーレ(Terracuore)」など主力商品の知名度向上とイメージアップのための広告宣伝を打っているが、それが収益拡大に端的に表れた形だ。まだまだ知名度は高くないため、広告の効果が出やすいと考えられ、新商品開発と合わせて、中期的にEC売上規模を大きく伸ばす計画だ。
■Check Point
・第2四半期は増収減益、重点3項目がいずれも好調
・キッチン雑貨、トラベル用品が好調
・通期業績は増収増益を見込む
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
2016年6月期第2四半期決算は、計画どおりの順調な着地となった。内容的にも同社が注力するキッチン雑貨、トラベル用品、eコマース(EC)の3つのテーマのいずれにおいても、計画どおりもしくは計画を上回る状況が続いている。円安対策も着実に進展しており、今通期の業績目標達成は言うまでもなく、現行中期経営計画で掲げる中期業績目標の実現に向けても、順調な推移が続いている。
成長著しいトラベル用品ショップについては、今第2四半期(累計)において新規に3店舗を出店した。ポイントはそれぞれの商圏の実情に合わせたローコスト型業態で出店したことだ。結果的には初期費用低減が奏功して、開業後2ヶ月目から単月黒字を達成する「勝利の方程式」を確立しつつある状況だ。2018年6月期末までに総数で50店の新規出店を計画しており、成長戦略の重要な一角を占めている。既存6店舗も、立地の有利さと高価格帯商品のラインアップを活かして、順調に業績を伸ばしている。
ECも順調に拡大している。中期的には健康コーポレーションとのシナジーが最も期待できる領域だ。今第2四半期累計の売上高は前年同期比64%増となった。同社では「テラクオーレ(Terracuore)」など主力商品の知名度向上とイメージアップのための広告宣伝を打っているが、それが収益拡大に端的に表れた形だ。まだまだ知名度は高くないため、広告の効果が出やすいと考えられ、新商品開発と合わせて、中期的にEC売上規模を大きく伸ばす計画だ。
■Check Point
・第2四半期は増収減益、重点3項目がいずれも好調
・キッチン雑貨、トラベル用品が好調
・通期業績は増収増益を見込む
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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