イデアインター Research Memo(6):通期業績は増収増益を見込む
[16/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績見通しと中期経営計画
(1) 2016年6月通期見通し
イデアインターナショナル<3140>は2016年6月通期について、売上高6,332百万円(前期比6.0%増)、営業利益260百万円(同4.5%増)、経常利益211百万円(同28.7%増)、当期純利益201百万円(同94.7%増)を予想している。この業績予想は期初から変更はない。
通期予想の達成のためには、下期の営業利益は203百万円を達成する必要がある。これまでの収益水準からすると、達成のハードルがかなり高い印象だが、弊社では、この通期予想の達成可能性は十分に高いと考えている。
売上高の面では、第2四半期までの流れが下期も継続すると考えている。ECは下期も広告宣伝を行い知名度アップとそれによる売上増を図っていくと見られる。トラベル用品は下期には第2四半期までに開業したトラベルショップの本格寄与に加えて、下期中に開店する店舗からの収益も加わり、増収基調が続くと考えられる。
利益面では、業績予想における為替レートの前提を130円/ドルとしている点がまず重要だ。同社は海外生産を行って輸入するため、円高でメリットを享受する構造だ。これまでのところは130円/ドルよりも円高の水準で推移しているため、利益面では明確な追い風となっている。また、製造工場の変更や価格改定などを採算改善に直結する施策も着実に進めている。これらが奏功し、今通期の業績予想は達成される可能性が高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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(1) 2016年6月通期見通し
イデアインターナショナル<3140>は2016年6月通期について、売上高6,332百万円(前期比6.0%増)、営業利益260百万円(同4.5%増)、経常利益211百万円(同28.7%増)、当期純利益201百万円(同94.7%増)を予想している。この業績予想は期初から変更はない。
通期予想の達成のためには、下期の営業利益は203百万円を達成する必要がある。これまでの収益水準からすると、達成のハードルがかなり高い印象だが、弊社では、この通期予想の達成可能性は十分に高いと考えている。
売上高の面では、第2四半期までの流れが下期も継続すると考えている。ECは下期も広告宣伝を行い知名度アップとそれによる売上増を図っていくと見られる。トラベル用品は下期には第2四半期までに開業したトラベルショップの本格寄与に加えて、下期中に開店する店舗からの収益も加わり、増収基調が続くと考えられる。
利益面では、業績予想における為替レートの前提を130円/ドルとしている点がまず重要だ。同社は海外生産を行って輸入するため、円高でメリットを享受する構造だ。これまでのところは130円/ドルよりも円高の水準で推移しているため、利益面では明確な追い風となっている。また、製造工場の変更や価格改定などを採算改善に直結する施策も着実に進めている。これらが奏功し、今通期の業績予想は達成される可能性が高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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