イデアインター Research Memo(8):業績回復の途上ながら株主優待制度により株主還元
[16/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
イデアインターナショナル<3140>はこれまで、累積損失を理由に無配が続いてきた。前述のように、同社の業績は順調に回復基調をたどっており、バランスシートにおいても今第2四半期末にはマイナス続きだった利益剰余金もプラスとなった。同社は株主還元についての意識も高くできる限り早期の復配を目指すとしている。しかしながら、自己資本比率は11.6%と、まだ低い水準にとどまっている上、当面、新店投資や積極的な広告宣伝投下などのトップライングロースに向けた資金需要も多いため、実際に復配が行われるまでにはしばらく時間を要すると弊社では考えている。
そうしたなかで、同社は株主優待制度を導入している。これは現金配当が可能になるまでにはしばらく時間がかかると想定される一方で、期間損益の改善には一定の道筋が見えてきたことへの自信の表れであると弊社では理解している。2016年6月期から制度の一部をより積極的な内容に変更した。具体的には、ランクを拡大するとともに、権利確定のタイミングを年2回から1回に統合して金額を200%高額なものとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
イデアインターナショナル<3140>はこれまで、累積損失を理由に無配が続いてきた。前述のように、同社の業績は順調に回復基調をたどっており、バランスシートにおいても今第2四半期末にはマイナス続きだった利益剰余金もプラスとなった。同社は株主還元についての意識も高くできる限り早期の復配を目指すとしている。しかしながら、自己資本比率は11.6%と、まだ低い水準にとどまっている上、当面、新店投資や積極的な広告宣伝投下などのトップライングロースに向けた資金需要も多いため、実際に復配が行われるまでにはしばらく時間を要すると弊社では考えている。
そうしたなかで、同社は株主優待制度を導入している。これは現金配当が可能になるまでにはしばらく時間がかかると想定される一方で、期間損益の改善には一定の道筋が見えてきたことへの自信の表れであると弊社では理解している。2016年6月期から制度の一部をより積極的な内容に変更した。具体的には、ランクを拡大するとともに、権利確定のタイミングを年2回から1回に統合して金額を200%高額なものとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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