FPG---第1四半期決算発表と同時に上方修正、7期連続増収増益2桁成長を目指す
[16/03/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
FPG<7148>は高収益な中小企業・個人富裕層にさまざまな金融商品・サービスをワンストップで提供している。2015年9月期は前期比、売上高で144.7%増、当期純利益が219.0%増と大躍進を遂げ、現在も業績は順調に推移している。
同社の主力事業は航空機、船舶、海上輸送用コンテナを対象としたオペレーティング・リース事業の組成・販売・管理を一括で行うタックス・リース・アレンジメント事業。同事業ではリース事業の組成、投資家への出資金の販売、リース事業の管理により手数料収入を得ており、それが売上高となっている。タックス・リース・アレンジメント事業の売上高が全体の売上高に占める割合は92.2%(2015年9月期)と非常に高いが、M&Aや新規事業の立ち上げを行うことにより、収益の多角化を図っており、不動産関連事業、保険仲立人事業、M&Aアドバイザリー事業、証券事業、投資顧問事業、信託事業などへ事業範囲を拡大している。
同社は1月29日、2016年9月期の業績見通しを上方修正。業績好調な中小企業からの需要が強く推移し、課税繰延べ効果のあるオペレーティング・リース商品の販売好調により、売上高を従来計画の169.57億円→182.73億円(前期比19.3%増)、営業利益を110.90億円→121.32億円(同20.3%増)にそれぞれ引き上げた。同日発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比35.2%増の57.98億円、営業利益が同27.8%増の40.91億円と大幅な増収増益で着地。通期計画に対する営業利益の進捗率も33.7%(前年第1四半期の進捗率は31.7%)と良好な結果となった。
今後は、タックス・リース・アレンジメント事業を継続的に強化するとともに、取扱商品やサービスを拡大して新規事業の展開加速を図る。新規事業では、第2の収益源とすべく不動産関連事業に注力。2015年12月には海外不動産を対象にした新たな不動産投資商品の開発をスタート、今年春には子会社であるFPG信託の信託機能を活用した新しい不動産小口運用商品の販売を予定。こうした新たな商品・サービスを、強みである全国の提携会計事務所(2015年12月時点、提携数2435事務所)、提携金融機関(2015年12月時点、提携数103社)による販売ネットワークを通じて、高収益な中小企業・個人富裕層に提供し、収益構造の多角化を図りながら毎期2桁の増収増益を目指す。
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同社の主力事業は航空機、船舶、海上輸送用コンテナを対象としたオペレーティング・リース事業の組成・販売・管理を一括で行うタックス・リース・アレンジメント事業。同事業ではリース事業の組成、投資家への出資金の販売、リース事業の管理により手数料収入を得ており、それが売上高となっている。タックス・リース・アレンジメント事業の売上高が全体の売上高に占める割合は92.2%(2015年9月期)と非常に高いが、M&Aや新規事業の立ち上げを行うことにより、収益の多角化を図っており、不動産関連事業、保険仲立人事業、M&Aアドバイザリー事業、証券事業、投資顧問事業、信託事業などへ事業範囲を拡大している。
同社は1月29日、2016年9月期の業績見通しを上方修正。業績好調な中小企業からの需要が強く推移し、課税繰延べ効果のあるオペレーティング・リース商品の販売好調により、売上高を従来計画の169.57億円→182.73億円(前期比19.3%増)、営業利益を110.90億円→121.32億円(同20.3%増)にそれぞれ引き上げた。同日発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比35.2%増の57.98億円、営業利益が同27.8%増の40.91億円と大幅な増収増益で着地。通期計画に対する営業利益の進捗率も33.7%(前年第1四半期の進捗率は31.7%)と良好な結果となった。
今後は、タックス・リース・アレンジメント事業を継続的に強化するとともに、取扱商品やサービスを拡大して新規事業の展開加速を図る。新規事業では、第2の収益源とすべく不動産関連事業に注力。2015年12月には海外不動産を対象にした新たな不動産投資商品の開発をスタート、今年春には子会社であるFPG信託の信託機能を活用した新しい不動産小口運用商品の販売を予定。こうした新たな商品・サービスを、強みである全国の提携会計事務所(2015年12月時点、提携数2435事務所)、提携金融機関(2015年12月時点、提携数103社)による販売ネットワークを通じて、高収益な中小企業・個人富裕層に提供し、収益構造の多角化を図りながら毎期2桁の増収増益を目指す。
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