テックファーム Research Memo(7):のれん償却費を除けば高収益な自動車アフターマーケット事業
[16/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(2)自動車アフターマーケット事業
自動車アフターマーケット事業の売上高は1,200百万円、営業利益は84百万円を見込む。親会社の経営指導料や業務委託費が発生しているため利益水準は低くなっているが、控除前の営業利益では200百万円程度となる高収益事業となる。2014年11月期は売上高977百万円、営業利益130百万円だったことから、収益は順調に拡大していると言えよう。
今後の事業戦略として、売上高の多くを占める鈑金・整備工場向けでは取扱い部品データの更なる拡充を図り、新規顧客の開拓を進めると同時に、既存顧客におけるシステム導入料金のアップを進めていく。また、新たに経営マネジメントシステムの販売も予定しており、1顧客当たり売上高増加にも取り組んでいく。
一方、新規市場として今後の開拓を目指しているサービスステーション(ガソリンスタンド)向けに関しては、音声自動入力システムとタブレット端末を使った業務支援システムを開発し、現在大手のサービスステーション3店舗で試験導入している。同システムは販売スタッフの作業効率を向上し、ガソリン以外のサービス収入を増やすことを目的として開発されたものだが、導入した3店舗ではサービス収入が導入前より伸びており、一定の効果があったものと評価されている。テックファームホールディングス<3625>では同システムをフック役としてサービスステーション向けに顧客・車両管理システム「e-Formula」の導入を進めていきたい考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2)自動車アフターマーケット事業
自動車アフターマーケット事業の売上高は1,200百万円、営業利益は84百万円を見込む。親会社の経営指導料や業務委託費が発生しているため利益水準は低くなっているが、控除前の営業利益では200百万円程度となる高収益事業となる。2014年11月期は売上高977百万円、営業利益130百万円だったことから、収益は順調に拡大していると言えよう。
今後の事業戦略として、売上高の多くを占める鈑金・整備工場向けでは取扱い部品データの更なる拡充を図り、新規顧客の開拓を進めると同時に、既存顧客におけるシステム導入料金のアップを進めていく。また、新たに経営マネジメントシステムの販売も予定しており、1顧客当たり売上高増加にも取り組んでいく。
一方、新規市場として今後の開拓を目指しているサービスステーション(ガソリンスタンド)向けに関しては、音声自動入力システムとタブレット端末を使った業務支援システムを開発し、現在大手のサービスステーション3店舗で試験導入している。同システムは販売スタッフの作業効率を向上し、ガソリン以外のサービス収入を増やすことを目的として開発されたものだが、導入した3店舗ではサービス収入が導入前より伸びており、一定の効果があったものと評価されている。テックファームホールディングス<3625>では同システムをフック役としてサービスステーション向けに顧客・車両管理システム「e-Formula」の導入を進めていきたい考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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