テックファーム Research Memo(8):米国の現地レギュレータとの交渉を重ねるカジノ向け電子決済サービス
[16/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(3)カジノ市場向け電子決済サービス事業
米国でのカジノ向け電子決済サービス事業では、期初段階で2016年前半のフィールドテストをカリフォルニア州で開始する予定としていたが、遅れる見込みとなっている。米国カジノ市場では、電子マネー等新しいサービスや技術の導入への理解浸透にしばらく時間を要するものと思われる。
テックファームホールディングス<3625>ではカジノ向けのゲームマシン、ATM/Kioskの大手メーカーであるEveriや日本金銭機械の子会社であるJCMと共同で、モバイル決済ソリューションを開発し、2015年9月のカジノ・ゲーミング業界の展示会「Global Gaming Expo」で出展するなど、ほぼシステムとしては完成した状況で、あとは現地レギュレータとの交渉が進めばフィールドテストを開始できる見通しだ。ラスベガスのあるネバダ州では規制が厳しいため、まずはカリフォルニア州などその他エリアのカジノでフィールドテストを行い、実績を積み重ねてからラスベガスへの導入を目指していく考えだ。このため米子会社の損益は前期80百万円の損失から、今期は100百万円の損失を見込んでおり、収益化の時期としては2018年6月期以降を目標としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(3)カジノ市場向け電子決済サービス事業
米国でのカジノ向け電子決済サービス事業では、期初段階で2016年前半のフィールドテストをカリフォルニア州で開始する予定としていたが、遅れる見込みとなっている。米国カジノ市場では、電子マネー等新しいサービスや技術の導入への理解浸透にしばらく時間を要するものと思われる。
テックファームホールディングス<3625>ではカジノ向けのゲームマシン、ATM/Kioskの大手メーカーであるEveriや日本金銭機械の子会社であるJCMと共同で、モバイル決済ソリューションを開発し、2015年9月のカジノ・ゲーミング業界の展示会「Global Gaming Expo」で出展するなど、ほぼシステムとしては完成した状況で、あとは現地レギュレータとの交渉が進めばフィールドテストを開始できる見通しだ。ラスベガスのあるネバダ州では規制が厳しいため、まずはカリフォルニア州などその他エリアのカジノでフィールドテストを行い、実績を積み重ねてからラスベガスへの導入を目指していく考えだ。このため米子会社の損益は前期80百万円の損失から、今期は100百万円の損失を見込んでおり、収益化の時期としては2018年6月期以降を目標としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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