能美防災 Research Memo(7):第4四半期(1月−3月)の構成比が高い収益構造
[16/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■能美防災<6744>の業績動向
電気・空調工事などの設備工事会社を通して受注することが多い。なお1件当たり受注金額は案件によって大きく異なるが、高速道路トンネル防災設備・システム工事などの場合は、受注金額が30〜50億円規模に達する大型案件も少なくない。
このため収益は、消防法など関係法令の影響や、建設投資・公共投資の影響を受けやすい。火災報知設備と消火設備は受注残高の増減、大型案件の有無、案件ごとの利益率などによって収益が変動する可能性があるが、保守点検等はメンテナンスや補修工事が中心のため安定収益源である。また年度末に工事完成が集中する季節要因が強いため、売上・利益とも年度末に当たる第4四半期(1月−3月)の構成比が高いという特徴がある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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電気・空調工事などの設備工事会社を通して受注することが多い。なお1件当たり受注金額は案件によって大きく異なるが、高速道路トンネル防災設備・システム工事などの場合は、受注金額が30〜50億円規模に達する大型案件も少なくない。
このため収益は、消防法など関係法令の影響や、建設投資・公共投資の影響を受けやすい。火災報知設備と消火設備は受注残高の増減、大型案件の有無、案件ごとの利益率などによって収益が変動する可能性があるが、保守点検等はメンテナンスや補修工事が中心のため安定収益源である。また年度末に工事完成が集中する季節要因が強いため、売上・利益とも年度末に当たる第4四半期(1月−3月)の構成比が高いという特徴がある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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