TOKAI Research Memo(9):総還元性向100%の方針を打ち出す
[16/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策について
TOKAIホールディングス<3167>は財務体質の改善が順調に進んでいることから、2016年3月期は株主還元の強化を進めるべく、総還元性向100%の方針を打ち出し、自己株式の取得を実施した(330.8万株、18.0億円)。連結業績も順調に推移していることから、配当金に関しては3月10日に、期末配当予想を前回予想の6.0円から2.0円増配し8.0円としており、年間配当は14.0円(配当性向49.9%)を予定している。2017年3月期についても業績が順調に推移すれば、自己株式取得など株主還元の充実策を検討していく意向を示している。中期経営計画の業績目標が達成されれば、1株当たり利益は55円前後となり、配当性向40%とすると大幅増配が見込めることになる。
また、同社は株主優待として3月末、9月末に100株以上保有している株主に対して1,900円相当のアクア商品(うるのん「富士の天然水さらり」等)、500円相当のQUOカード、1,000円相当のお食事券、1,000円相当の「TLC会員サービス」のポイントのいずれかを贈呈している。株主優待も含めた単元当たり総投資利回りを現在の株価水準(3月24日終値606円)で試算すると4〜9%前後となる(株主優待をQUOカード、またはアクア商品で選択した場合)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
TOKAIホールディングス<3167>は財務体質の改善が順調に進んでいることから、2016年3月期は株主還元の強化を進めるべく、総還元性向100%の方針を打ち出し、自己株式の取得を実施した(330.8万株、18.0億円)。連結業績も順調に推移していることから、配当金に関しては3月10日に、期末配当予想を前回予想の6.0円から2.0円増配し8.0円としており、年間配当は14.0円(配当性向49.9%)を予定している。2017年3月期についても業績が順調に推移すれば、自己株式取得など株主還元の充実策を検討していく意向を示している。中期経営計画の業績目標が達成されれば、1株当たり利益は55円前後となり、配当性向40%とすると大幅増配が見込めることになる。
また、同社は株主優待として3月末、9月末に100株以上保有している株主に対して1,900円相当のアクア商品(うるのん「富士の天然水さらり」等)、500円相当のQUOカード、1,000円相当のお食事券、1,000円相当の「TLC会員サービス」のポイントのいずれかを贈呈している。株主優待も含めた単元当たり総投資利回りを現在の株価水準(3月24日終値606円)で試算すると4〜9%前後となる(株主優待をQUOカード、またはアクア商品で選択した場合)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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