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マーケットE Research Memo(1):リアルとITとの融合で正の循環を構築し、業績拡大が期待される

注目トピックス 日本株
マーケットエンタープライズ<3135>はネット型リユース企業。全国に展開するリアルの買取拠点を通じてリユース品を仕入れ、販売はインターネットを活用したEC(eコマース)を通じて行っている。

ネット型リユース企業として同社はリユース市場とEC市場の2つの市場に対してエクスポージャーを有している。リユース市場は2014年時点で1.6兆円(自動車等を除いた動産)との調査結果もあり、年々拡大している。EC市場は2014年時点で12.8兆円の市場規模と推測されこちらも2ケタの成長が続いている。

ネット型リユース事業に追い風が吹いているのは疑いないが、リユース品特有のハードルも存在している。同社は商品の売り手と買い手の双方に存在しているリユース品取引に関する障害を取り除き、顧客満足度を高めることに腐心してきた。具体的には、売り手には事前査定(同社が有する商品データベースを活用し、商品を引き渡す前に概算買取価格を事前提示)や全国7拠点(2016年2月現在)の買取拠点網の整備などがあり、買い手には3大保証(動作保証、延長保証、買取保証)サービスの導入やショッピングローンの導入等、決済手段の多様化などが挙げられる。

弊社ではリユース事業成功の最大のポイントは仕入れにあると考えている。同社は商材軸においては商品カテゴリーごとに専門サイトを開設して専門性の高いWebマーケティングを行い、かつ、地域軸においてはリアル拠点を設置することで、買取依頼数の向上並びに、コンバージョン率(買取依頼から、実際の買取に至る割合)を高めてきた。さらに、査定データベースの充実で説得力のある買取価格の提示などを通じて顧客満足度を高め、「仕入れ⇒販売⇒仕入れ」という循環の形成に成功している。このように、リアル、IT及び個々の施策が有機的に結合して、両輪である仕入れと販売の双方が正の循環で成長する体制を構築している点が同社の強みとなっている。

業績面も順調だ。2016年6月期第2四半期決算では、売上高は前年同期比30.4%増、営業利益は同83.4%増と大幅増収増益で着地した。通期予想に対する利益の進捗度が低いことが目立つが、これを懸念する必要はない。リユース市場には強い季節性があり、2月〜4月が買取のピーク、3月〜5月が販売のピークとなっているからだ。今下期はピークに差し掛かると同時に、神戸、仙台(2016年4月開設予定)の新拠点効果もあって、通期予想を達成してくると期待される。

■Check Point
・「3大保証」で売り買い双方の顧客に安心感を与える
・リユース品の市場規模は約1兆6000億円
・自己資本比率(ROE)は25.8%と高水準

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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