エラン Research Memo(6):CSセット契約施設数及び利用者数は増加基調
[16/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業内容と特徴・強み
エラン<6099>は入院セットの「CSセット」サービスを組織的にビジネス展開したパイオニアで、後発他社を圧倒的にリードする最大手である。一見すると参入障壁が低いように考えられるが、ノウハウの蓄積は容易ではなく、実は想定以上に参入障壁が高いとしている。
行政指導に適合したサービス運営、採算ラインを見極める独自のノウハウ、独自のプラン設定(地域や病院・老人介護保健施設等の特性、及び利用者ニーズに合わせて商品構成品目や料金をカスタマイズして設定)ノウハウ、既存の取引関係(病院・老人介護保健施設等と各地域のリネンサプライ業者の取引関係)をそのまま活用する共存共栄モデル、さらに特定の系列に属さないオープンなポジショニングなどを強みとしている。
契約施設(病院・老人介護保健施設等)数は2015年12月期末に644施設(2014年12月期末比128施設・24.8%増加)、月間利用者数は2015年12月(単月)に89,825人(2014年12月比21,121人・30.7%増加)まで拡大している。2009年12月期末を起点にすると、契約施設数は年率32.3%の増加率、月間利用者数は年率36.5%の増加率となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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エラン<6099>は入院セットの「CSセット」サービスを組織的にビジネス展開したパイオニアで、後発他社を圧倒的にリードする最大手である。一見すると参入障壁が低いように考えられるが、ノウハウの蓄積は容易ではなく、実は想定以上に参入障壁が高いとしている。
行政指導に適合したサービス運営、採算ラインを見極める独自のノウハウ、独自のプラン設定(地域や病院・老人介護保健施設等の特性、及び利用者ニーズに合わせて商品構成品目や料金をカスタマイズして設定)ノウハウ、既存の取引関係(病院・老人介護保健施設等と各地域のリネンサプライ業者の取引関係)をそのまま活用する共存共栄モデル、さらに特定の系列に属さないオープンなポジショニングなどを強みとしている。
契約施設(病院・老人介護保健施設等)数は2015年12月期末に644施設(2014年12月期末比128施設・24.8%増加)、月間利用者数は2015年12月(単月)に89,825人(2014年12月比21,121人・30.7%増加)まで拡大している。2009年12月期末を起点にすると、契約施設数は年率32.3%の増加率、月間利用者数は年率36.5%の増加率となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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