プレサンス Research Memo(4):16/3期3Qは関西圏を中心とする3大都市圏で販売実績を伸ばし増収増益
[16/04/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
○2016年3月期第3四半期の業績動向
プレサンスコーポレーション<3254>の2016年3月期第3四半期の売上高は69,846百万円(前期比21.8%増)、営業利益14,418百万円(前期比17.7%増)、経常利益14,270百万円(前期比17.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益9,502百万円(前期比21.6%増)となり、売上高・各利益ともに前年同期を上回った。不動産販売事業において、近畿圏を中心とする3大都市圏でファミリーマンションやワンルームマンションの販売実績を伸ばしたことが要因だ。
○2016年3月期通期の業績見込み
2016年3月期計画は、売上高78,540百万円(前期比19.7%増)、営業利益13,492百万円(前期比10.0%増)、経常利益13,238百万円(前期比9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8,794百万円(前期比13.4%増)の見込みである。第3四半期売上高の通期に対する進捗率は88.9%、各利益に関する進捗率も100%を超えており、進捗は順調である。ただし、同社の売上計画はすべて個別物件と紐付けが成されており、今期の引き渡し物件が変わらないため、売上の大きな上振れはないことに留意したい。
○財務状況
2015年12月末の総資産残高は106,215百万円となり、前期末比4,666百万円増となった。現預金23,998百万円(前期末比3,055百万円増)がより厚くなったのが大きな要因だ。販売用不動産が3,861百万円(前期末比1,259百万円増)にとどまっていることは、完成在庫の売れ残りが抑えられている証左である。
一方、負債は55,624百万円(前期末比1,292百万円減)となった。主な減少は、流動負債の9,001百万円減である。主な増加は固定負債の7,708百万円増であり、長期借入金の増加が主な要因である。資金調達の長期化が進んでいる。
2015年12月末において、流動比率507.9%(前期末328.4%)、自己資本比率47.5%(前期末43.9%)と財務の安全性は高く、さらに健全化した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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○2016年3月期第3四半期の業績動向
プレサンスコーポレーション<3254>の2016年3月期第3四半期の売上高は69,846百万円(前期比21.8%増)、営業利益14,418百万円(前期比17.7%増)、経常利益14,270百万円(前期比17.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益9,502百万円(前期比21.6%増)となり、売上高・各利益ともに前年同期を上回った。不動産販売事業において、近畿圏を中心とする3大都市圏でファミリーマンションやワンルームマンションの販売実績を伸ばしたことが要因だ。
○2016年3月期通期の業績見込み
2016年3月期計画は、売上高78,540百万円(前期比19.7%増)、営業利益13,492百万円(前期比10.0%増)、経常利益13,238百万円(前期比9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8,794百万円(前期比13.4%増)の見込みである。第3四半期売上高の通期に対する進捗率は88.9%、各利益に関する進捗率も100%を超えており、進捗は順調である。ただし、同社の売上計画はすべて個別物件と紐付けが成されており、今期の引き渡し物件が変わらないため、売上の大きな上振れはないことに留意したい。
○財務状況
2015年12月末の総資産残高は106,215百万円となり、前期末比4,666百万円増となった。現預金23,998百万円(前期末比3,055百万円増)がより厚くなったのが大きな要因だ。販売用不動産が3,861百万円(前期末比1,259百万円増)にとどまっていることは、完成在庫の売れ残りが抑えられている証左である。
一方、負債は55,624百万円(前期末比1,292百万円減)となった。主な減少は、流動負債の9,001百万円減である。主な増加は固定負債の7,708百万円増であり、長期借入金の増加が主な要因である。資金調達の長期化が進んでいる。
2015年12月末において、流動比率507.9%(前期末328.4%)、自己資本比率47.5%(前期末43.9%)と財務の安全性は高く、さらに健全化した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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