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フォーバル---マイナンバー、電力自由化を追い風に最高益を更新

注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』3月14日放送において、フォーバル<8275>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


Q. 同社の概要からお願いします。

フォーバル<8275>は、中小 ・ 中堅企業約 5 万社のユーザーに対し企業経営を支援するコンサルティングサービスを行い、 それに基づいた様々なソリューションを提供しています。次世代経営コンサルタントとして 「情報通信」、 「海外」、 「環境」、 「人材教育」 の 4 分野に特化することで他社との差別化を図り、「売上拡大」、「業務効率改善」、「リスク回避」 の視点から中小・中堅企業の利益に貢献しています。


Q. 事業内容・詳細についてご説明ください

同社グループは、 同社と東証市場第2部上場のフォーバルテレコム、JASDAQ上場のフォーバル ・ リアルストレートの上場子会社2会社を含む連結子会社22社、持分法適用会社7社で構成されています。

セグメント別では、中小企業向けに OA・ネットワーク機器の販売、サービスの取次、コンサルティ ングサービス等を手掛ける「フォーバルビジネスグループ」、高速ブロードバンド回線を利用した電話やインターネッ ト接続サービスやFMCなどの通信サービスを展開する「フォーバルテレコムビジネスグループ」、携帯 。端末の取次等を手掛ける「モバイルショップビジネスグループ」、スマートグリッド設備機器の商社事業と太陽光発電システムや新電力事業を行う「総合環境コンサルティングビジネスグループ」、通信教育事業、 書籍の出版 ・ 販売事業を営む「その他の事業グループ」を展開しています。


Q. 足元業績についてはいかがでしょうか?

2月9日に発表した16年3月期第3四半期は、売上高が前年同期比15.8%増の367.37億円、経常利益が同27.9%増の14.85億円の着地となりました。「アイコンサービス」やセキュリティ関連、サーバー等の販売が好調に推移したフォーバルビジネスグループと、携帯販売台数の伸長とともに費用を抑制したモバイルショップビジネスグループが2ケタ増益となり、全体の収益をけん引しています。


Q. 通期に関してはいかがですか?

16年3月期通期につきましては、従来計画を据え置き、売上高は前期比4.3%増の470億円、営業利益は同9.3%増の21億円、経常利益は同15.5%増の21億円、当期純利益は同0.7%増の12.5億円を見込んでいます。


Q. 株主還元についても教えてください

同社は、 配当による株主への利益還元を重要な経営課題の 1 つとして認識しており、基本的に、 利益の 3 分の 1 を株主に、3分の1を社員へ還元する方針です。16年3月期に関しては年間配当13.75 円を予定しています。また、株主還元の一環として、過去3 年間に自社株買いを2回実施しています。




ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送



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