マザーズ市場はバブルなのか?〜バイオ関連の高騰が続く背景とは〜
[16/04/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
日経平均は為替の円安と原油高を好感し、2ヶ月半ぶりに17500円を回復しました。
マザーズ指数は2007年1月以来となる1200ptを回復しています。ちなみに、2012 年12月のアベノミクス相場のスタートからみると、TOPIX の約5割の上昇に対して、JASDAQ 指数は約2 倍、マザーズ指数は約3 倍となっており、アウトパフォーム傾向が長期化する状況です。
今年の動きを見てみますと、2月12日につけた安値664ptから、2倍近く上昇していることになります。なかでも、そーせいグループ<4565>を筆頭としたバイオ関連株が非常に活況ですが、あなたは「バイオ祭」とも言える今年の相場の流れに上手く乗ることができたでしょうか?
バイオセクターは、赤字企業も多く、投資先として不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、日本のバイオベンチャーと製薬会社との提携件数が2015年に急増、過去最高を大きく更新しています。国内バイオ株の技術力が認められてきている証であり、株価が上昇する背景が明確になっていると考えられます。
ちなみに、私の単独レポート「飯村レポート4月号」で【わずか7営業日で2倍超】や【+80%超】などBIGパフォーマンスとなった2銘柄はバイオ株!また、「NISAレポート」(年間購読者様限定配信)で【2ヶ月足らずで2倍超】を達成した4銘柄のうち2銘柄はバイオ株です!短期トレードの方は強いセクターやテーマについていくのが得策ですが、バイオに関しては大化けを狙うのも夢がありますね〜♪
では、果たして、マザーズ市場はバブルなのでしょうか?
一部の市場関係者の間では、海外投資家がマザーズ銘柄を買っていることに注目が集まっており、「7月に上場するマザーズ先物に絡んだ買いが入っているのでは?」との見方があるようです。この指摘が正しければマザーズ市場の大商いはまだ続くのかもしれませんね。
短期的には、決算発表がリスク要因と捉えられる新興市場銘柄も多く、いったんは利食いが優勢となる可能性もありますが、中期的には、バイオ関連を中心とした新興市場銘柄のアウトパフォーマンス傾向は継続する公算が大きいのではないでしょうか。
私の注目銘柄は、来週4月25日(月)夜にリリースする予定の「飯村真由特選銘柄レポート5月号」でご紹介していますので、是非そちらをチェックしてくださいね♪
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