システムインテ Research Memo(4):ROEが35.1%、営業利益率は12.6%と経営指標は健全
[16/05/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(2)財務状況と経営指標
システムインテグレータ<3826>の2016年2月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比6百万円減少の2,946百万円となった。このうち流動資産の主な変動要因としては、現預金が386百万円増加した一方で、棚卸資産が320百万円減少した。また、固定資産はソフトウェアの追加償却の影響もあり30百万円減少した。
一方、負債は前期末比385百万円減少の1,717百万円となった。主に有利子負債が332百万円減少している。なお、有利子負債については直近ですべて完済している。純資産は当期純利益の計上により、前期末比378百万円増加の1,229百万円となった。
経営指標を見ると、自己資本比率は41.7%と前期末比で12.9ポイント上昇し、財務の健全性は大きく改善した。また、収益性に関してもROEが35.1%、営業利益率が12.6%と2ケタ台に復帰しており、不採算プロジェクト発生による財務・収益面への影響は完全に払拭されたと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2)財務状況と経営指標
システムインテグレータ<3826>の2016年2月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比6百万円減少の2,946百万円となった。このうち流動資産の主な変動要因としては、現預金が386百万円増加した一方で、棚卸資産が320百万円減少した。また、固定資産はソフトウェアの追加償却の影響もあり30百万円減少した。
一方、負債は前期末比385百万円減少の1,717百万円となった。主に有利子負債が332百万円減少している。なお、有利子負債については直近ですべて完済している。純資産は当期純利益の計上により、前期末比378百万円増加の1,229百万円となった。
経営指標を見ると、自己資本比率は41.7%と前期末比で12.9ポイント上昇し、財務の健全性は大きく改善した。また、収益性に関してもROEが35.1%、営業利益率が12.6%と2ケタ台に復帰しており、不採算プロジェクト発生による財務・収益面への影響は完全に払拭されたと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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