イントランス Research Memo(8):「JV等を活用した開発プロジェクトへの積極展開」を軸へ
[16/05/24]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■成長戦略
(1) 2017年3月期の方針と戦略
イントランス<3237>は、今期の事業展開を行う上での5つ基本施策を発表した。(a) JV等を活用した開発プロジェクトへの積極展開、(b)自己資金による積極投資により規模の拡大を図る、(c)保有販売不動産の早期売却により回転率を高める、(d)海外における各種開発事業の展開、(e)内部統制の充実と事業リスクへの対応。前期の減収減益をうけ、全般的には継続的な成長を志向しながら、外部環境が不透明感を増す中で、リスク対応を強化する内容になっている。外部環境のリスクとしては、原油価格の動向及び米国の利上げの影響等、海外経済の動向に懸念材料がある。また、同社の事業背景としては、開発案件の大型化、開発プロジェクト期間の長期化がリスクを高めている。このため、JV等を活用した投資(a)と自己資金による投資(b)を状況に応じて柔軟に対応するとともに、各プロジェクトの進捗管理を徹底する。海外における各種開発事業の展開(d)に関しては、アジアを中心に、特に成長著しいASEAN諸国(インドネシア等)のプロジェクトへの参画を視野に入れる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<HN>
(1) 2017年3月期の方針と戦略
イントランス<3237>は、今期の事業展開を行う上での5つ基本施策を発表した。(a) JV等を活用した開発プロジェクトへの積極展開、(b)自己資金による積極投資により規模の拡大を図る、(c)保有販売不動産の早期売却により回転率を高める、(d)海外における各種開発事業の展開、(e)内部統制の充実と事業リスクへの対応。前期の減収減益をうけ、全般的には継続的な成長を志向しながら、外部環境が不透明感を増す中で、リスク対応を強化する内容になっている。外部環境のリスクとしては、原油価格の動向及び米国の利上げの影響等、海外経済の動向に懸念材料がある。また、同社の事業背景としては、開発案件の大型化、開発プロジェクト期間の長期化がリスクを高めている。このため、JV等を活用した投資(a)と自己資金による投資(b)を状況に応じて柔軟に対応するとともに、各プロジェクトの進捗管理を徹底する。海外における各種開発事業の展開(d)に関しては、アジアを中心に、特に成長著しいASEAN諸国(インドネシア等)のプロジェクトへの参画を視野に入れる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<HN>