注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱自、ソフトバンクグ、ガーラなど
[16/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ソフトバンクグ<9984>:5990円(前日比-216円)
さえない。アリババ株が前日の米国市場で前日比6.8%安と大幅な下落となっており、売り材料と捉えられているようだ。会計上の慣行と米連邦法違反の疑いで、米証券取引委員会の調査を受けていると明らかにしたことが嫌気材料視されている。連結会計の慣行、11月の「光棍節」に関するデータなどが調査されているもよう。
三菱自動車<7211>:579円(前日比+32円)
急伸。燃費不正問題で発生する顧客保証の費用の一部として、191億円の特別損失を前期決算に修正計上すると発表している。金額は今後も膨らむ可能性があるものの、目先のアク抜け感が先行する格好に。また、日産との資本・業務提携で基本合意書を締結したことなども安心感を高めさせる形に。
長谷工<1808>:1221円(前日比+46円)
買い先行。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は1900円を継続している。PER水準は株価が堅調だった13年-15年8月の平均と比べて半分弱の水準にあり、今後はPERの回復が進んでいくと想定している。シェア拡大が進んでいるなか、業界でのマンション施工不良問題も、むしろ同社の優位性を一段と高めている感があり、当面は堅調な業績が続く公算が大きいと指摘している。
アクロデア<3823>:571円(前日比+66円)
大幅反発。Google Play及びAppStoreにおいて、恋愛シミュレーションゲーム「恋スル龍神サマ」の配信を開始したと発表している。同タイトルは、インディーズで活躍中の実在のビジュアル系ロックバンド「己龍」が登場する女性向けの恋愛シミュレーションソーシャルゲームという。
アルファクス<3814>:1405円(前日比-115円)
急反落。東証が信用取引に関する臨時措置を実施している。本日売買分から委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)とされている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を30%から50%(同20%)とした。これを受けて一時1280円まで下落したが、かねて同社POSにおける「LINE Pay」決済の連動開始が買い材料視されており、戻りを試す場面も見られる。
ガーラ<4777>:726円(前日比+71円)
大幅に5日続伸。韓国PlayWorks Corporationの開発したスマートフォンゲームアプリ「Arcane(アーケイン)」英語版(Android)の米国・カナダ及びその他英語圏におけるダウンロード配信を開始したと発表している。ArcaneはPCオンラインゲームを題材に開発されたゲームアプリ。韓国で15年9月にAndroid版韓国語のダウンロード配信を開始し、ダウンロード数は16年5月7日時点で164万を超えているという。
カイオム<4583>:752円(前日比+45円)
一時794円まで急伸。同社の基盤技術であるADLibシステムに関して、理化学研究所と同社が権利者となって特許出願を行っていたが、多様な抗体を持つ細胞ライブラリーを生成させる方法に関する発明の欧州出願について特許査定の通知を受領したと発表している。本特許は日本、中国で成立しており、米国においても現在審査中。ADLibシステムは、ニワトリDT40細胞の抗体遺伝子の組換え活性化によって抗体を作製する技術。
パス<3840>:156円(前日比+23円)
急伸。伊藤忠ファッションシステム(IFS)と業務提携すると発表している。同社が有するコミュニティサービス事業に係るノウハウ及び経営資源と、IFSの持つマーケットリサーチから戦略設計、ソリューション提供までの一貫したサービス提供力やグローバルネットワークを組み合わせることにより、同社が展開する「コミュニティ型マーケット」の成長拡大と、IFSが展開するコミュニティマーケティング事業の拡大を図る。
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