注目銘柄ダイジェスト(前場):ガンホー、そーせい、カルナバイオなど
[16/05/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
ガンホー<3765>:309円(前日比+49円)
急伸で東証1部上昇率トップ。中国版「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の事前登録を開始したと発表している。パズドラは現在、iOS、Android、Kindle Fire端末向けにサービス中であり、海外では北米、韓国、台湾、香港に展開している。中国版は中国のインターネットサービス大手プロバイダーであるTencentと共同で開発を進め
ていた。
リニカル<2183>:2095円(前日比+107円)
3日ぶりに反発。岩井コスモ証券では、投資判断「A」継続、目標株価を1500円から2400円に引き上げている。内外の製薬企業でがん領域の新薬開発に向けた動きが活発化しているなど、中期的にも受注環境は良好とみて良さそうと判断しているもよう。世界的にみても収益力で群を抜くCROとして独自の存在感を示している。中長期成長に対する確度が高まったと考えているようだ。
アイシン精<7259>:4510円(前日比+280円)
急伸。17年3月期業績予想を発表している。営業利益は1750億円となる見通し。なお、今期より国際財務報告基準(IFRS)を適用するが、日本基準の前期との単純比較では0.8%減益となる。熊本地震の影響が200億円、為替変動(前提為替レートは1ドル=105円)が380億円の減益要因となるもよう。コンセンサス1900億円程度を下回るが、みずほ証券では一過性影響や円高要因を除けば実質2ケタ増益で成長が続くとの見方を示している。
SOSEI<4565>:20550円(前日比+590円)
続伸。同社子会社のHeptares Therapeutics Ltd.と製薬大手Allergan plcの子会社が締結したアルツハイマー病等の神経系疾患を適応とする新規ムスカリン受容体サブタイプ選択的作動薬化合物群の開発・販売に係る提携契約に関し、米関係当局から米国ハート・スコット・ロディノ反トラスト改正法に基づく待機期間の短縮が認められたと発表している。これにより、1億2500万ドルの契約一時金を含む本提携契約は5月24日付で効力が発生する。
ホットマン<3190>:481円(前日比+27円)
大幅続伸でジャスダック上昇率上位にランクイン。22万株、1.1億円を上限に自己株式取得を実施すると発表している。発行済株式総数(自己株式除く)の3.0%に相当する。取得期間は5月27日から12月30日まで。需給面の支援材料として好感した買いが優勢となっている。
塩野義薬<4507>:6227円(前日比+87円)
続伸。みずほ証券では業績予想を見直し、目標株価を従来の6100円から7300円に引き上げている。HIVフランチャイズ、抗インフルエンザ薬S-033188によるロイヤルティ収入の増額のほか、中長期的には3月に慢性腰痛の効能追加が承認されたサインバルタの売上高増額を挙げている。5/17高値6304円を窺うトレンドに。
ソネット・メディア<6185>:3305円(前日比+504円)
一時ストップ高。人工知能(AI)とDMP(Demand Management Platform)を活用した新商材「Logicad潜在顧客ターゲティング」の提供を開始したと発表している。企業(広告主)にとって優良顧客になることが見込まれる潜在顧客を、いくつかの工程においてAIを活用し発見していくという。また、一部専門紙では、米アップルのスマートフォンiPhoneで閲覧できるアプリ向けの自動配信サービスを年内にも始めると報じられている。
カルナバイオ<4572>: ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。米プロナイ・セラピューティクス社と、カルナバイオが開発したCDC7を阻害する低分子キナーゼ阻害薬AS‐141の開発・商業化に関する全世界を対象としたライセンス契約を締結したと発表している。プロナイ社は契約一時金として90万ドル(約1億円)を支払うほか、開発等の進捗に応じて最大2億7000万ドル(約300億円)の目標達成報奨金(マイルストーン)を、また上市後の売上高に応じた段階的ロイヤリティを支払う。
<WA>