PCIホールディングス<3918>---IoT/IoEソリューションの拡大に注力
[16/06/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』5月19日放送において、PCIホールディングス<3918>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
PCIホールディングスは、PCIソリューションズ、PCIアイオス、Inspiration のグループ3社を傘下に持つ持株会社であり、グループの事業としては、自動車・重機・建機、情報家電機器に必要不可欠な組込み系ソフトウェア開発を主とする「エンベデッドソリューション」、金融・製造・流通・その他企業向け業務システム開発及び業務効率化等を推進する「ビジネスソリューション」、エンベデッドソリューション・ビジネスソリューションで得た知見・実績を基盤とし、それらの融合による「IoT/IoEソリューション」の販売を展開しています。
■グループ3社について
PCIソリューションズ
ソフトウェア開発全般をサポートする企業として、自動車関連・移動体通信関連・情報家電などの組込み制御系システムの 設計・開発を行うエンベデッド事業と、企業・官公庁向けの業務システムの設計・開発を行うソリューション事業のほか、2014年3月には教育事業も開設しています。
PCIアイオス
オープンソースやクラウドといった最新のIT技術と、業務ノウハウを活かしたソリューションを展開しています。また、個別のニーズに沿って設計から開発・運用までの全工程を支援するSIサービスも提供。発電所統合情報モニタリング「PowerStation」は障害監視、および保守作業や障害対応の進捗管理を統合的に実施できるポータルサービスであり、PCに加えて、タブレットやスマートフォンにも対応しています。
Inspiration (インスピレーション)
自動車ディーラーサポート、WEBサイト、システム開発、コンテンツ企画・制作といった、自動車業界向けを中心としたWEBサービス会社です。
■足元の業績
5月10日に2016年9月期第2四半期(15年10月-16年3月)決算を発表。売上高が前年同期比8.2%増の42.62億円、営業利益が前年同期比18.2%増の3.72億円、経常利益が前年同期比19.1%増の3.82億円、四半期純利益が前年同期比42.1%増の2.62億円でした。会社の上半期計画を売上高、各利益ともに上回っての着地となっています。
主要事業別の業績については、エンベデッドソリューション事業の売上高が20.00億円でした。第1四半期に新規案件として受注した車載系ECUモデルベース開発が好調にスタートしています。ビジネスソリューション事業の売上高は18.34億円。大手SIer(システムインテグレーター)を通じた金融機関向け案件の受注などで売上が伸長しました。IoT/IoEソリューション事業の売上高は4.27億円でした。自動車販売店向けソリューションでは、新規顧客の獲得や既存顧客からの保守、既存システムの機能改修等の新規案件が増加しています。
2016年9月期通期については、売上高が前期比7.6%増の84.50億円、営業利益が前期比6.0%増の5.80億円、経常利益が前期比6.5%増の5.80億円、当期純利益が前期比8.8%増の3.60億円とする期初予想を据え置いています。通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は62.0%となります。
■株価動向
足元の調整で支持線として意識されていた25日線を下回ったほか、一目均衡表では雲下限を割り込んでいますので、やや調整ムードが強まっています。直近安値とのボトム形成が意識されるほか、ボリンジャーバンドでは-2σを下回ってきていますので、自律反発が意識されてくる可能性がありそうです。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TN>
■事業概要
PCIホールディングスは、PCIソリューションズ、PCIアイオス、Inspiration のグループ3社を傘下に持つ持株会社であり、グループの事業としては、自動車・重機・建機、情報家電機器に必要不可欠な組込み系ソフトウェア開発を主とする「エンベデッドソリューション」、金融・製造・流通・その他企業向け業務システム開発及び業務効率化等を推進する「ビジネスソリューション」、エンベデッドソリューション・ビジネスソリューションで得た知見・実績を基盤とし、それらの融合による「IoT/IoEソリューション」の販売を展開しています。
■グループ3社について
PCIソリューションズ
ソフトウェア開発全般をサポートする企業として、自動車関連・移動体通信関連・情報家電などの組込み制御系システムの 設計・開発を行うエンベデッド事業と、企業・官公庁向けの業務システムの設計・開発を行うソリューション事業のほか、2014年3月には教育事業も開設しています。
PCIアイオス
オープンソースやクラウドといった最新のIT技術と、業務ノウハウを活かしたソリューションを展開しています。また、個別のニーズに沿って設計から開発・運用までの全工程を支援するSIサービスも提供。発電所統合情報モニタリング「PowerStation」は障害監視、および保守作業や障害対応の進捗管理を統合的に実施できるポータルサービスであり、PCに加えて、タブレットやスマートフォンにも対応しています。
Inspiration (インスピレーション)
自動車ディーラーサポート、WEBサイト、システム開発、コンテンツ企画・制作といった、自動車業界向けを中心としたWEBサービス会社です。
■足元の業績
5月10日に2016年9月期第2四半期(15年10月-16年3月)決算を発表。売上高が前年同期比8.2%増の42.62億円、営業利益が前年同期比18.2%増の3.72億円、経常利益が前年同期比19.1%増の3.82億円、四半期純利益が前年同期比42.1%増の2.62億円でした。会社の上半期計画を売上高、各利益ともに上回っての着地となっています。
主要事業別の業績については、エンベデッドソリューション事業の売上高が20.00億円でした。第1四半期に新規案件として受注した車載系ECUモデルベース開発が好調にスタートしています。ビジネスソリューション事業の売上高は18.34億円。大手SIer(システムインテグレーター)を通じた金融機関向け案件の受注などで売上が伸長しました。IoT/IoEソリューション事業の売上高は4.27億円でした。自動車販売店向けソリューションでは、新規顧客の獲得や既存顧客からの保守、既存システムの機能改修等の新規案件が増加しています。
2016年9月期通期については、売上高が前期比7.6%増の84.50億円、営業利益が前期比6.0%増の5.80億円、経常利益が前期比6.5%増の5.80億円、当期純利益が前期比8.8%増の3.60億円とする期初予想を据え置いています。通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は62.0%となります。
■株価動向
足元の調整で支持線として意識されていた25日線を下回ったほか、一目均衡表では雲下限を割り込んでいますので、やや調整ムードが強まっています。直近安値とのボトム形成が意識されるほか、ボリンジャーバンドでは-2σを下回ってきていますので、自律反発が意識されてくる可能性がありそうです。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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