SJI---ビットコインによるECサイト決済でEストアーと提携
[16/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
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フィスコ<3807>グループであるSJI<2315>とフィスコ・コイン(2016年7月1付けで「株式会社フィスコ仮想通貨取引所」に商号変更予定)は、Eストアー<4304>とECサイトにおけるビットコイン決済分野における業務提携を発表した。
今回の取り組みでSJIは、仮想通貨に関わるあらゆるシステム構築のインテグレーターとして、ソリューションサービスの提供を推進していく。また、フィスコ・コインにおいては、ビットコイン取引市場におけるビットコインの流動性の向上はもちろん、物販における実需の売買も取り込むことで、ビットコイン市場の活性化が期待される。
今回の業務提携では、EストアーがECサイトシステム「ショップサーブ」で提供している決済機能に、ビットコインによる決済手段を追加する。具体的にはSJIがビットコインによるECサイト決済システムを構築し、ショップサーブを利用している約12,500店に当該システムを提供。これにより、ショップサーブの利用者および最終消費者に新たな決済手段を提供することができる。
一方、仮想通貨経済圏の発展・拡大を目指すフィスコ仮想通貨取引所にとっては、最終消費者から受け取ったビットコインを自社が運営するビットコイン取引所に流通させることで、同取引所の流動性を増加させることが期待できる。
また、フィスコ仮想通貨取引所は、フィスコとSJIの出資先であるテックビューロが手掛けるビットコイン取引所「Zaif」のシステム基盤の提供を受けるとともに、SJIからシステム面の支援を受けることが決定していが、Zaifのシステム基盤の提供を受けることで、本取引所とZaifの投資家の売買が合算され、さらなる流動性の向上を図ることも可能になる。
なお、Eストアーはネットショップ運営事業者に対して、ネット通販事業(ECサイト運営)に必要なシステム(店舗のホームページやメールアドレスのほか、決済システム、受注管理システム、顧客管理システムなど)がひとつになったECサイトシステム「ショップサーブ」を提供している。ショップサーブは流通総額業界トップ(7,089億円)であり、ショップサーブの利用者(ネットショップ運営事業者)は12,500店にのぼっている。
フィスコグループではフィスコ仮想通貨取引所の設立/運営を皮切りに、仮想通貨に関わるあらゆるサービスをB2B/B2C両面においてワンストップで提供する仮想通貨プラットフォーマーとなることを目指している。具体的には、これまで培ってきた3,700社の上場企業の顧客基盤を活用した、企業が発行するトークンの受託やビットコイン決済プラットフォームの提供などに加え、仮想通貨におけるデリバティブ(金融派生商品)の開発と商品化、それらの取引市場の整備などになりますが、今回の提携はその第一歩となる。
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